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手放すとは、モノの断捨離じゃない

何かを手放すと、新しいことが入ってくる

例えば、新しい洋服が欲しかったら、
その分クローゼットを空けなさい。

そんな教えがあります。

私もそれを素直に実践しましたし、
確かに、洋服を買えばクローゼットには新しい服が増えました。

でも、言ってる意味はよくわからなかった。


新しいことをやりたいなら、
時間という余白を持たなければいけない。

時間も、モノも、人間関係も、
新しいものを引き寄せるには、不要なものを手放す必要がある。

その真実は、
それは単に物理的に「減らす」というわけではないということ。


手放すべきはそこにあった思考のほう。


洋服でいえば

「捨てるのはもったいない」
「また着るかもしれない」

それは、
洋服を買うお金がないとか
損をしたくないという思考からきている考えなので、

捨てるべきはそういう思考のほう。

だから、
もったいないという思考の上で洋服を捨てたところで、
また洋服を買って増えたとしても同じことが繰り返されるだけ。


付き合いで参加していた飲み会に行くのをやめたとしても、

「陰口を言われてるかも」
「嫌われたかも」

そんな思考でそうしていたなら
付き合う相手が変わったとしても

人間関係は良くなんてならない。


"手放す"って、ただ単に物質的に断捨離することじゃない。


必要なのは、その行為をさせている

思考を手放すこと。


でも手放すことって、
ただ無理やり思考を変えることでもない。

捨てるのがもったいないという思考を
いつでも買えるお金があるという思考に変えるとか、

そうじゃない。


むしろ、
「今はもったいないって思っちゃうから捨てなくていっか♪」
「捨てちゃってもいざとなれば今ある洋服でなんとかなるか♪」

と受け入れちゃうことだと思うんです。

そうすると、そのうち捨ててもいいかと思えるようになったり、
案外新しい洋服も必要でなかったと気づいたり。

思考の変化が起こるわけです。


実際私の場合は、

時間に対する思考を手放したことで、
面白い現象が起きることになったんです。


私はずっと、「時間がない」「自分の時間が欲しい」「やりたいことができるゆとりが欲しい」と思ってきました。

そのために、仕事の内容を妥協したり、
仕事の時間をセーブしたりしてきました。

でも実際は、常に「時間が足りない」という状態。

仕事、家事、育児、自分の時間・・・

あるはずの時間も全然足りないと感じていました。


でも、あるとき仕事の時間を増やさざるを得ない状況になりました。

物理的に時間はさらになくなるのは必須。

ただ、増やさなければいけなかった仕事は
自分でやってみようと思えた仕事だったので、

「時間がなくなってもしょうがない、
今自分ができることはこれだ」

と納得できたんですね。


そして、同時に

「家事なんてやらなくてもいいや」
「子どものことは旦那や義母に任せるのもありだ」

というふうに、
今までの思考をけっこう手放しました。


正直、また時間がなくて大変になるんだろうなという
不安はあったんです。


だけど実は今、
この時増やした仕事を続けながらも

なんとそれ以前よりはるかに自分の時間が増え、
こうやってやりたいことに費やす時間もできて、

心のゆとりさえ持てているのです。


物理的に時間がなくなることを覚悟して
思考を手放した結果、

びっくりするほどの『時間』が私のもとに
引き寄せられたのです。


手放すと、入ってくる。

手放すべきは、モノではなく思考。


そうすれば本当に欲しいモノや状況がやってきますよ。

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