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フレデリックとの出会い

あなたの人生の中で一番楽しかったバンドになりたいんです

これが人生で初めてのフェスで、フレデリックの三原健司さんから初めて授かった言葉。(すげ~重表現)

2023年7月23日

なぜフェスに行こうと思ったのか、もうきっかけは覚えていないし、この時一緒にフェスに行った元同僚とも、仕事が変わったことをきっかけに疎遠になってしまった。
でもこの日が、
新しい音楽を聴くきっかけになるどころか、ライブハウスにまで足を運ぶきっかけになった大切な一日だ。

郷に入っては郷に従え

…的な考えで、この日は周りの人が手を挙げていたら挙げたし、飛んでいたら飛んだ。
今までペンライトとうちわを持ってエンターテインメントを楽しんでいた私には少し違和感もあったけど、
お祭り騒ぎのような空気感をただ単純に楽しんでいた。


フレデリック

名前は聞いたことがある、とか
あの一曲は知っている、とかでどのバンドを見るか
タイムテーブルを凝視しながら考えていた。

この日、
フレデリックだけが、自分たちが見るバンドで一切の情報も持たないまま見たバンドだった。
なぜこの選択をしたのか、グッジョブすぎる。

フレデリックに関する知識がなかったから
「あの曲がよかった」とか「あそこが好きだった」とか
そういう見方をしていなくて(できなくて)
ただ音楽に身を任せていたフェス初心者の私は
フレデリックが作り上げた最高の空気感に圧倒されたことしか覚えていない。
でも、出会いってたぶんこういうものでしょう。
(ただ音楽に詳しくないだけである。)


言葉

音楽には詳しくないけど(吹奏楽部歴10年がそれでいいのか)
人が紡ぐ言葉にすごく興味がある。
この日もそれぞれのフロントマンが紡ぐ言葉が本当にそれぞれ違っていて
言葉から感じられるそのバンドの信念、みたいなものでフェスを楽しんでいた。


冒頭に書いた三原健司さんからの
「あなたの人生の中で一番楽しかったバンドになりたいんです」
※昨年夏の記憶が鮮明ではないのでフレデリックオフィシャルyoutubeより


それまでは雰囲気で、なんかフレデリックっていうバンド、いいな。
と感じていたのが、好きだ…に変わったのは三原健司さんのこの言葉がきっかけだったと思う。

「うわ、すごい。”人生”って言った。」
人生で一番って言いきれることに、不思議と憧れを持ったこと、覚えている。

その0.5秒後には周りと一緒に飛び跳ねてたのも
忙しなくて、フェスっぽくて、いい。


というわけで、
フレデリックの音楽と三原健司さんの言葉に魅了された私は
2023年7月23日 初フェスからの帰り道
Apple Musicに「はじめてのフレデリック」をダウンロードして
フレデリックと”人生で一番”を更新し続ける人生が始まった。


余談

フレデリックとの出会いはほとんど鮮明には覚えていない旨を記したが
その当時のインスタグラムのストーリーには
「ベースの方のグルーヴ感が大好きすぎる」と書いていた。
そのあとにレモンサワーを持って乾杯までしていた。
根がオタクすぎる。




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