傷のままで
1週間前とある人と会えなくなった。
その人が海外に行くからだ。
すごく面白くて、一緒にいて楽しくて、気を使わずに話せる数少ない一人だった。
冗談抜きで僕はこの1週間ロクに飯を食えなかった。
食べると吐きそうになった。
もうずっと寂しさがつきまとっている。
その寂しさが原因でずっと心ここにあらずの状態だ。
僕はなぜこんなにも繊細なのだろうか。
幾億と問い続けた問いが頭をもたげた。
人との別れに僕はいつまでたっても慣れることができない。
何度涙を流してもやっぱり慣れない。
たった1回しか会ってない人でも素敵な人だと僕が思えばその人との別れはとても寂しい。
おそらく僕は泣くだろう。
よくこの話を誰かにすると、お前繊細すぎなんだよ!笑といじられる。
だけど事実泣いてしまうんだから仕方ない。
別れにもいろんな別れがあって
友達、恋人、恩師、家族、職場、、、
そのどれもが僕は思い出に残ってる。
繊細が故に他の人が経験しないであろう傷を僕はたくさんおってきた。
この傷の癒やし方を僕はまだ知らない。
傷は傷のままでそこにある。
いつか癒せる日がくるかはわからない。
だけど生きていくしかないんだから、僕はこの傷を抱えたまま生きていく。
皆さんの1日が素敵な日になりますように。
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