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プール注水の止め忘れ(第1回)事件の概要


毎年発生する、プール注水の止め忘れ。今年は江戸川区で相次いで2件ありました。
・どのようにして起こったの?
・無駄に払う水道代っていくらなの?
・水道代はだれが払うの?
・どうしたら防げるの?
だれでもそう思います。今回は江戸川区の例を公式ホームページからご紹介します。
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e004/kuseijoho/kohokocho/press/2024/06/0628-2.html

■  1件目 : 東葛西小学校【推定流出量:約70立方メートル】
6月 6日(木曜日)午前7時50分頃
前日(5日)までに8割程度の注水を行っており、残りの2割程度を注水するために教員が一人でプールの注水を開始した。開栓後、管理職への報告及び職員室の黒板に注水中の掲示を行った。

6月 6日(木曜日)正午頃
教員から注水終了の報告がないため、管理職が別の教員と共に確認したところ、オーバーフローしており、閉栓を行った。

■ 2件目 : 南小岩第二小学校 【推定流出量:約690立方メートル】
6月19日(水曜日)午前11時20分頃
前日(18日)までに4割程度の注水を行っており、残りの6割程度を注水する ために教員が一人でプールの注水を開始した。開栓後、管理職へ報告を行ったが、職員室黒板に注水中の掲示はしていなかった。管理職も掲示するよう指示をしなかった。

6月20日(木曜日)午前7時00分頃
教員が閉栓を忘れていたことに気が付き、管理職へ電話連絡。その後、出勤していた管理職が確認したところ、オーバーフローしており、閉栓を行った。

江戸川区の事故の概要は以上です。第2回は 「無駄になった水道代はいくら?」 「誰が払うの?」 です。お楽しみに!

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