店長の想い 『郊外にある僕のお店のリアルな数字を余すところなくご紹介』
こんにちは♪店長の池上です。前回の記事で予告したとおり、今回はお金のお話です💰️コロナ状況下、郊外にある僕のお店のリアルな数字を余すところなくお伝えします。
これから新しくスタッフさんを迎えられたとして、どれだけの給料を用意できるか、なぜその金額なのかを伝えます。細かい数字のお話になりますが、ぜひ飲食店のリアルなお財布事情をご覧ください♪
それでは早速2021年9月のデータです。
参考:
・京都府の緊急事態措置が実施された期間:8月20日から9月30日まで
・見やすくするために千円以下は切り捨て
【収入】
店舗売上 ¥737,000
ランチ売上 ¥262,000
ディナー売上 ¥107,000
テイクアウト売上 ¥368,000
【特別収入】
京都府時短営業協力金 ¥910,000
(6月1日~7月11日協力分)
【支出】
¥708,000
・固定費 ¥222,000
テナント料 ¥103,000
バックオフィス(経理、人事、銀行融資、助成金申請など) ¥38,000
広報宣伝(HP.SNSサポートなど) ¥11,000
ゴミ回収料 ¥9,000
火災保険 ¥2,000
テーブル、椅子、冷蔵庫レンタル ¥24,000
借入返済 ¥31,000
通信費 ¥4,000
・光熱費 ¥61,000
電気代 ¥39,000
ガス代 ¥19,000
水道代 ¥3,000
・人件費 ¥182,000
・食材費 ¥158,000
・ドリンク ¥45,000
・消耗品 ¥24,000
・カード手数料 ¥9,000
・花代 ¥4,000
【特別支出】
¥615,000
お店の売上アップや作業効率アップ、スタッフさんのスキルアップに繋がると考えて使った経費です。
・大和冷機工業 D-PACK真空包装機 ¥517,000
・グリストラップ蓋交換 ¥18,000
・イベント用特大パエリアコンロ ¥38,000
・書籍 ¥18,000
・スタッフさんサービス技能検定試験料 ¥8,000
・ウォーターカラフェ新調 ¥16,000
というわけで、この1ヶ月の収支は
737,000+910,000-704,000-615,000 = ¥328,000
ここから僕が20万円を給料としていただき、さらに支払い準備金として年度末に支払う税金や、設備が故障した時のための修繕費をとっておきます。
【支払準備金合計】
¥62,000
・修繕費 ¥10,000
・消費税用 ¥40,000
・所得税用 ¥7,000
・雇用保険と所得税 ¥5,000
128,000-62,000 = ¥68,000 が9月の純利益です。
純利益の説明だけでかなり長くなってしまいましたので、続きは後編に書きます。
一番に伝えたい事はみんなで一緒に豊かになっていきたいという事です。そのためにはこういった数字を開示していく事が必要だと思いました。
自分も雇われていた頃は
「どうせ社長一人が儲けているんだ。」
と思っていました。もしあの時、社長がここまで具体的に社内の数字を開示してくれればそういうふうには考えなかったでしょうし、
「今はこの給料しかあげられないけれど、売上を増やせばきっと君の給料も上げる。だから一緒に頑張っていこう❗️」
という社長の言葉も信用できたと思います。
後編では今後の売上の作り方、売上目標。固定費、その他月々の経費を引いて、どれくらいの給料をスタッフさんに用意できるか?
できる限り解りやすく書こうと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました🙇
#生き方 #働き方 #店長の想い
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