赤ワインの三大品種を飲み比べ(ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー)
先日、店長とサービススタッフでワインの勉強会を行いました。
以前の勉強会は、「IKEYAで取り扱っているワインの味を知り、自分の言葉でお客様におすすめできるように」というのが目的でした。今回は、「ワインの赤と白の主要な品種を飲み比べて、品種ごとに味の特徴を捉える」ということが目的です。
今回は、品種そのものの個性が知りたいため、単一ワインを選んでいます。
「白ワインの三大品種を飲み比べ」はこちらから。
では、「赤ワインの三大品種を飲み比べ」スタートです!
1.ピノ・ノワール
生産地:チリ
チェリーのような淡い赤色を帯びたワインで、これから登場する2種類とは見た目の違いがはっきりしていました。イチゴやラズベリー、アセロラなどの甘酸っぱさを感じる果実味が特徴です。すっきりとした飲み口でトマト料理によく合いそうです。
2.カベルネ・ソーヴィニヨン
生産地:チリ
ブラックベリーやカシスといった黒系の果実の香りが感じられました。しっかりとした酸とタンニンが特徴で、一口飲むだけで他の2種との違いがはっきりと分かります。
3.メルロー
生産地:アメリカ、ソノマ
プラムやプルーンなどのよく熟した果実の香りでした。メルローの特徴であるおだやかな酸となめらかなタンニンで、非常に飲みやすかったです。ボディもしっかりとしており、余韻を楽しめる一本でした。
まとめ
今回は、前回の白ワインに引き続き、赤ワインの飲み比べでした。白ワインよりも3つの品種それぞれの特徴がわかりやすく、見た目+飲むでほぼ完璧にどのワインがどの品種かを当てることができました。
品種の個性が際立ったワインを飲んでみて、私が最も好きだったのは、メルローでした。酸とタンニンがなめらかで飲みやすかったです。反対にカベルネ・ソーヴィニヨンのタンニンには驚きました。舌がきゅっとしぼむような感覚がありました。
3つの品種の個性が把握できたので、今後はお客様の好みやオーダーされたお料理に合わせてこれらのワインを提案できたらと思います。
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