休日は都内で「タオル巡り」を楽しんでみては? タオルの聖地、南青山。
ここ数年で、南青山エリアに今治タオル専門店が続々とオープンしているのをご存知でしょうか?
実は、IKEUCHI ORGANICもストアを構える南青山を「タオルの聖地」としてアピールしようと、タオルで南青山の地図をつくったこともあります!
企業ロゴは刺繍で再現しましたが、地図の部分は違う色の糸を織って柄を出す「ジャカード織り」という方法で作りました。ここまで再現できるとは、実物を見て驚きました!
はじめに、多くの方が誤解しているであろう事実をご紹介します。
「今治タオル」とは、会社名ではありません!
今治タオルとは、今治のタオルメーカー103社が加盟する「業界団体の地域団体商標」です。つまり、103社には103通りのモノづくりの考え方があり、1社1社が異なる特徴の製品を製造しています。
それでは、南青山には、どんな今治タオルのお店があるのでしょうか?
それぞれ紹介します!
1:今治タオル 南青山店
※写真は公式ホームページより転載
南青山にあるIKEUCHI ORGANICの東京ストアは2014年3月にオープンしましたが、それよりも前の2012年にオープンしたのが『今治タオル南青山店』です。今治にあるタオルメーカー各社の白のタオルを中心に、ずらりと今治タオルが並んでいます。メーカーごとの違いやこだわりを味わう楽しさがあります!
2:Towel Shop441
※公式ホームページよりスクリーンキャプチャー
今治のタオルメーカー・吉井タオル株式会社が運営する直営店で、自宅用・贈答用の様々なタオルが販売されています。
3:コンテックス タオルガーデン青山
※写真は公式ホームページより転載
今治のタオルメーカー・コンテックス株式会社が運営する直営店で、こちらも様々な種類のタオルが販売されています。ベビーギフト等シンプルなデザインの商品が多いのが特徴です。(公式ホームページより)
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そして、2020年にも、南青山エリアでタオルの専門店が、あらたに2店舗がオープンしています。
ますます「タオルの街」として注目されつつある南青山ですが、なぜタオルの専門店が集まるのでしょうか?
骨董の街から、タオルの街へ
南青山エリアは、「根津美術館」や「岡本太郎記念館」といった文化施設があり、落ち着いた雰囲気から高感度の店舗が集まるエリアです。
そんななか、2015年にはTBSテレビ 『櫻井有吉アブナイ夜会』にて、タオルの好きな蓮佛美沙子さんが、お気に入りのタオルを探して専門店を散策する企画にて、南青山にあるIKEUCHI ORGANIC東京ストアと今治タオル南青山店が紹介され、南青山が「タオルの街」として認知され始めました。
この頃から、「タオル巡り」をするお客様が徐々に増えています。
同じタオル会社といっても、ジーンズや靴などのアパレルと同じで1社1社によって特徴が異なるため、一つの地域にタオルの専門店が集中しても、お客様を取り合う競合関係にはなりません。
むしろ、タオルの専門店が増えたことで、各社の違いを楽しんでいただき、タオルの奥深さを知っていただくことで、タオルの市場が盛り上がっていくことを期待しています。
また、タオルの文化・歴史・技術・構造を理解した「タオルソムリエ」の資格を取得したスタッフが各店にいるのも、充実したタオル巡りをアシストする要因になっていると感じます。
近年では、今治タオルを探しに、アジア・ヨーロッパ・アメリカ等の海外からのお客様の来店も目立つようになりました。今後は国内はもちろん、世界各国から南青山が「今治タオル専門店が集まる街」として認知されるための活動を目指します。
タオルの聖地・南青山でタオル巡りを楽しんでいただき、自分にぴったりなタオルを見つけてみてくださいね!
(▼)南青山を「今治タオル」が集まる街として取材いただいた記事です!
《本件に関するお問い合わせ先》
IKEUCHI ORGANIC株式会社 東京オフィス
担当:牟田口(むたぐち)
e-mail :web@ikeuchi.org
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