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発売後即完売! IKEUCHI ORGANICがお届けする『銭湯タオル』 とは?

オーガニックコットン100%のタオルを中心としたテキスタイルを作るIKEUCHI ORGANICは、この3月に新商品を発売開始しました!

その名も『銭湯タオル』

これまでのイケウチのタオルは、お風呂あがりに体を拭いた時に心地よい気持ちになっていただくためのバスタオルやフェイスタオルをお届けしてきましたが、『銭湯タオル』は浴室内で「体を洗う」シーンでご使用いただくことを想定して開発されたものです。

銭湯や温泉・サウナにも持ち運びできる軽さと、オーガニックコットン100%の素材で洗うので、どなたでも安心して使うことができます。何度もモニターを作り、改良を重ねてこの度発売することになりました。

オーガニックエアーやオーガニックI432ガーゼタオルも、浴用としてもご支持頂いておりましたが「浴用専用」としては初のモデルとなります。

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素材: 有機栽培綿(オーガニックコットン)100%
サイズ:34 x 100 cm
パイル糸番手:16番手/単糸
パイル倍率:2.8倍
カラー: ホワイト(全1色)
値段:¥1,320(税込)

★Webストアで購入できます。詳しくはコチラ→ 銭湯タオル

先日、発売を開始したところ、瞬く間に注文が殺到し、品切れの状態になりましたが、好評につき再度予約を開始することになりました!

また代表の池内より、銭湯タオルの開発にあたっての背景やこだわりを聞いてきましたので、以下にて掲載します。

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以前から開発を試みていた銭湯タオル

こんにちは。代表の池内です。

実は、浴室内での使用を想定したタオルの開発は、池内タオル時代からお客様からの要望として多くいただいていました。

実際に、何度か開発を試したこともあります。

お風呂場で使うタオルとなると、1枚70gくらいの「軽さ」に抑えないといけません。それ以上の重さだと、タオルが水を吸うと重くて使いづらくなります。濡らした時を想定すると、軽さが大切になるのです。

同時に、体をゴシゴシ洗うことを考えると、タオルの「丈夫さ」も求められます。使用する糸が細いものは使えないし、密度の高いしっかりとした織りをする必要があります。そうすると、自然と重くなっていきます。

軽くて、丈夫。

この2つを同時に成立させるのは、なかなか骨の折れる作業です。

僕らとしては、お風呂あがりに体を「拭く」タオルとして、吸水性が高く、風合いもいいタオルの開発に力を注いでいきたいという気持ちもあり、浴室内での使用を想定するタオルの企画はお蔵入りにしていました。

お客様から要望をいただいても、僕らとしては、「薄くて軽いタオル」はつくる気持ちがないとスタンスも伝えていました。

ゴシゴシ洗っても大丈夫なタオルが、やっぱり欲しい

ただ、会社が池内タオルからIKEUCHI ORGANICに変わった2014年。

それを記念して誕生したタオルがオーガニックエアーです。

風合いがよく、丈夫で長く愛用できるタオルを開発してきたイケウチにとって初となる「軽さと速乾性に驚いてもらうタオル」として開発しました。

オーガニックエアーのフェイスタオルは横幅1mと長く作っていて、浴室内で濡れた状態でも使えることを想定しています。おかげさまで、オーガニックエアーは好評をいただき、銭湯やサウナのお供として愛用いただいている声も聞くようになりました。

ただ、オーガニックエアーで使用している糸や織りはやや繊細です。

僕としては、「男性が体をゴシゴシと洗っても大丈夫なタオルがあったほうが、やっぱりいいな」という気持ちが膨らんでいきました。

イケウチ自体も、オーガニックエアーをはじめ「軽いタオル」を開発する技術が磨かれてきたこともあり、今なら「軽くて、丈夫で、イケウチらしい浴室専用のタオル」を開発できるのではないかと思い立ったのです。

世界初のハイブリッドなタオル

そういった経緯で、開発を進めていた『銭湯タオル』ですが、軽くて、丈夫を実現することができました。

1枚あたりの重さは、なんと66g

タオルハンカチよりやや重く、ウォッシュタオルよりも軽いです。

極限まで軽くするために、削れるところは、どんどん削りました。タオルに詳しい方ならご存知の「ヘム(タオルの左右の縫製の部分)」も削っています。それでいて、しっかりとした織りで太い糸を使っているので、ゴシゴシ洗っても大丈夫です。

そして、銭湯タオルの最大の特徴は「ハイブリッド」です。

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横幅1mのうち、真ん中40cmはタオル両サイド30cmは手ぬぐい。

このようにタオルと手ぬぐいの「ハイブリッド」になっています。僕が知る限り、このようなハイブリッドなタオルは世界初なのではないでしょうか。

浴室内で体を洗う時は手ぬぐい部分をメインで使ってもらい、浴室内からでる前に体を拭く時にはタオル部分をメインで使ってもらう。そんな利用の仕方をイメージしています。

また、タオルのパイルの部分は、少し摩擦を生むようなパイルにしています。体をゴシゴシと洗った時に、洗い心地がよくなるような設計にしています。

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銭湯やサウナのある暮らしが、より豊かなものになることを願って

このように銭湯タオルは、開発に時間を要しましたが、挑戦的な商品です。

オーガニックコットンの触感を楽しんでください。

ただ、身体洗いはプラステイック系繊維と比較すると、泡立ちが劣りますので泡立ちを期待されている方には適さないと思います。 

また、この銭湯タオルの手ぬぐい部分は「刺繍」を入れることも想定しています。

よく旅館などにある単なる名入れタオルではなく、宿泊施設や温浴施設の方が、皆様のブランド名を入れられる対応を用意しています。もちろん、個人のお客様であっても刺繍を入れることができます。

昨今、タオルやサウナハットなど、お気に入りの道具を揃えて、銭湯やサウナに向かう人が増えているとも聞きます。

僕らの『銭湯タオル』で、銭湯やサウナのある暮らしがより豊かなものになれば幸いです。是非、楽しんでみてください。


IKEUCHI ORGANIC代表 池内


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代表の池内が話したように、『銭湯タオル』は本当に自信作です。銭湯やサウナ好きの方に喜んでもらえたら嬉しいです!

※撮影協力:高円寺小杉湯


《本件に関するお問い合わせ先》
IKEUCHI ORGANIC株式会社 東京オフィス
担当:牟田口(むたぐち)
Tel:03-6427-7871 / e-mail:mutaguchi@ikeuchi.org


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