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介護はある日突然に@実家片付け編③

夫の実家の片付け2日目。

目的は、認知症で保護入院している義母が退院した時の為と魔窟状態の家の中を、移動しやすく住みやすくする為。
家を片付けられたくない義弟君を説得しつつ、修行のような2泊3日。

今日は、ある程度まとまったゴミの袋を車に積んで、実家から車で20分ほどのところにあるゴミ処理場へ捨てに行く。

入場と退場をする時に、車ごと計量し、ゴミを捨てた後に出場する時その重量の差で、処理料を払う。
家庭ゴミの場合は100キロ以下は無料なので、かかるのは車のガソリン代位だ。
(私たちはレンタカーなので車代もかかってる)

入場する際は

市内で発生したゴミですよ!

と証明する為に、持ち込む物の排出場所(自宅住所など)がわかる物を見せなければならない。
私達は市外居住者なので、義弟に光熱費等の請求書を貸してもらってそれを見せて毎回入場していた。 

敷地内の道路には色のついた線が描かれていて、それに従って進めば燃えるゴミ・燃えないゴミ・リサイクル(ペットボトルやびん)の施設に迷わず行ける。

燃えるごみの処理場は、『ごみピット』と呼ばれる穴にごみを投げ入れる。鹿児島の施設は、それほど穴が深くないけど、重いものを投げ入れた時にふらつくと、落ちそうでちょっと怖い。
なので、重いものの時は、そばについている施設のおじさまにお願いしま~す♡と言って手伝ってもらったりする。

施設の窓際には、廃棄ごみの中から救出されたと思われる「鮭を加えた木彫りの熊」の置物がズラリと並んでいた。

なんで熊の置物だけ救出?
九州に熊がいないから?
こんなに熊の置物を買う人がいるんだ!

毎回ごみ捨てにいく度に熊の置物を見るのが楽しみだった。

夫の実家の中には、洗濯物も溜まっていたので、ごみ捨てにいく前にコインランドリーに行って、処理場から帰ってくるときにピックアップして義弟に渡していた。

義父が寝ている布団もまるごと洗ったり、家で作業が出来ない時間は洗濯する時間にあてたりしていた。

庭の片付けは、手前から奥に進むにつれ、使わなくなった家電なども出てきたけれど、今回は処分できそうもないので、ゴミ処理場に持っていけるものだけ車に積んで何度も往復した。

家の中の廊下の床が見える状態になったところで2日目の作業終了。
子泣き爺が何体か背中に乗ってる重さ
( 疲れなのか、邪気なのか…?)を感じながら、温泉に向かう♨️

これはホテルの朝食
美味しいものを食べてやる気充電

2日目は疲れすぎて、ご飯を食べに行く元気もなく、ホテルに着いたらそのままぐーぐー寝てしまった。
夫がひとり飲みに出かけ、コインランドリーで洗濯もしておいてくれた。
感謝!

3日目に続く。

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