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初めての食事と食事の準備に対する発見

夕飯を作る時間になっていた。
家族みんな、それぞれ家事を担当しているから、パパとエイミーと長男くんはファームへ、ママとシンディーと私はキッチンへ。この時間は、家族が家族のための時間として、各自それぞれの家事をするために動いているのが、すごく不思議だったし、すごく羨ましく感じていた。

理想の家族スタイルはコレじゃん!!

ウチは、自営業の父に看護師の母で共働き。母の帰りが8時くらいになるため、夕飯はおじいちゃんが2時間くらいかけて作っていた。父やばーちゃんは、ダラダラテレビを見ていて手伝わない姿を見てきたから、正直この二人にムカつきながら、日々を過ごしていた。
塾がない日は極力手伝っていた。高校生になったら、部活でずっと手伝えなくなっていた。おじいちゃん1ヶ月も手伝い無しでご飯の準備大丈夫かなぁ…と思った。
また、現在もご飯作ってる最中、家族がダラダラしているのを見ると、ご飯作る為だけにいるわけじゃないんだよなーって思う。手伝うようお願いしても変わらない家族に、いつか家族放棄してやる!と言う感情が、今も頭の隅にくすぶっている。

まぁそれはさておき、お手伝いしよう。
・お肉出して焼きます⇒フライパンに塩コショウのみ
・マッシュポテトを主食(付け合わせではない)にします⇒ポテトフレークにミルク入れて混ぜるだけ
・ニンジンをソテーにします⇒ピーラーで皮剥いてざく切りにしてバターで炒めて仕上げの塩コショウ・個別に盛り付ける
・当たり前だけどご飯はない。
日本のレストランで言うと、ここの食事は単品で、日本だとライス付きのイメージかな。ただ、お肉は大きい。夕飯の準備が、こんなに楽でいいのかと思ってしまった。でも、残らない量の配膳にすること、手間をかけることが正しいのではなく省くところは省く段取りをみて、

『材料も時間もムダにしない。
この考え・このやり方が断然いいじゃん。今の日本の家庭の在り方は、間違ってる!』

とアハ!体験した。
我が家のやり方も、家訓としてシフトチェンジした方がいいと強く思った。

さぁ、夕飯の準備ができた。ファーム組も帰ってきた。
食事の前は、お祈りをする。みんな隣同士で手を繋ぎ、輪になったところで感謝を唱える。

For  what we are about to receive may the Lord make us truly Grateful,Amen.

(みんなで)Amen.

で、いただきます。
「御馳走様でした」がないから、長男くんが食べ終わるタイミングを見計らっていたなぁ(笑)会話は、辞書ありきでだけど、発音が聞き取りづらい。もうNaoとNowでつまずいていた。何でもかんでも呼ばれてるように、聞こえてしまっていた💦

食事の時間は、みんなといても喋らなくてもいい個の時間が持てる、有り難い時間でもあった。

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