何者でもないを極める

週休完全2日制、年間休日120日、営業職
どこにでもありそうな有り触れた就労条件

これが俺の仕事だと必死になってやっているつもりでも俺がしなければ他の誰がその仕事をやるだけ。
自分じゃなければ出来ないなんて1ミリもない。

そもそも大谷翔平や松本人志ぐらいじゃなければ自分にしか出来ない仕事なんて、きっとない。
大谷君でさえも居なければ居ないでドジャースの2番DHは他の誰かが打つだろう。
まっちゃんも顔を見なくなって久しいが分かりやすい露出の部分は形を変えながら他の人が穴を埋めている様な形にはなっている。

ただこれは事実として大谷君に代打が出た後のドジャース戦を引き続き見ようとは思わないし、まっちゃんが出なくなって見なくなった番組と何個かある。
穴は埋まった形になっても存在は埋まらない。

特別じゃなく俺の様な有り触れた営業職でも同じなのかもしれない。
誰から買っても同じ、誰と仕事しても同じ。ではないのだ。同じは同じなんだけど同じの先にあるのは同じじゃない。
安けりゃいい、物が良ければいい、そりゃあそうだけどそれだけじゃない。

どう見ても有り触れた普通の何者でもない者だけど、何者でもないを極めれば誰かの何者かにはなれるのかもしれない。
なるべきなのか、なりたいのかなりたくないのか、自分でもよく分からないけど。


新幹線、到着15分前の思い付きの書き殴り。

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