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ちょっと大きめのBGMに揺られて

今日、明日でちょこっと遠出をして、バスで箱根に向かっています。

行き先は「コロニー箱根」。そこでは、ラブグラフの3周年パーティーと称して、全国からラブグラフのカメラマンが集まってくる。

集合時間の関係で、同じバスには何人ものラブグラファーが乗っている。

ぼくはなんの気無しにバスの中程の席を取ったのだけど、ちょうどぼくの席から後ろ数列は全国からきたラブグラファーたちが乗っている。

地元の話をしたり、トランプをしたり、今日のイベントが楽しみと話したり。カメラの話をしたり、仕事の話をしたり。

色んな声が聴こえてくる。

ぼくのお隣さんは一般の方のようなので、独りで司馬遼太郎先生の『関ヶ原』を読んだり、こうしてnoteに日記を書いたりしている。

先日、ぼくがかつて大好きだったアイドルが卒業した。5人グループでありながら、外で眺めていた彼女は、詳しく知らないくせに解説者気取りの世間からは「イジメられていた」「仲間はずれにされていた」とインターネットに書かれていた。

でも、ぼくもこうして仲間たちの楽しそうな声をバックグラウンドで流しながら、このあとの楽しい場所に向かうわくわくを、アイドルだった彼女も楽しんでいたのかな、と思った。

さて、もうすぐ高速道路を降り、箱根の山に向けてバスは進む。

この歳になり、人見知りを自称するのも恥ずかしすぎるので、できるだけみんなと話して帰りたいと思うけど、あと少しだけ、ちょっとだけ音量の大きいガチャガチャしたBGMを聴いていたいなと思う。

サポートいただけると嬉しさで写真をいっぱいお見せする性格ですっ