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ぼくはきっと、「主役」にならない生き方がしたい

羽生結弦がオリンピック2連覇で凱旋パレード、大谷翔平がメジャーで大活躍○○年ぶりの快挙、IT社長が石原さとみと旅行…いつの時代もスポットライトがあたる「ヒーロー」たち。

いつの時代か誰かがこんなことを言っていた。

「人は日本で二番目に高い山の名前を知らない。」

まあ、そりゃそうだ。誰が富士山の次に高い山を言えて、羽生結弦のアスレチックトレーナーを知っていて、大谷翔平を支えた親友の名前を言えて、そのIT社長の副社長の名前を言えるのだろうか。

でもたしかに、その山やその人たちは存在していて、その人たちがヒーローにスポットライトを当てさせているのかもしれない。

そんなことを思うに至ったのは、『アシスタントナイト』と呼ばれるWeb界隈で活躍する人たちの「アシスタント」たちが集まったイベントをおこなったからだった。

今回はイベントレポートではないので、イベントの内容は読書好きライターの佐倉ひとみさんが書いてくださってるので、そちらに任せるとする。
※僭越ながらぼくが撮った写真をnote内で使ってくれているので、ぜひ読んでほしい。

きらきらとした目で師匠のことを語るアシスタントたちは、とてもまぶしかった。アシスタントという生き方、いいなと思った。でも考えているうちに、ぼくがしたい働き方なのかなあと考える。

「アシスタント」という働きかた

アシスタントという役割はいうまでもなく、アシストする人だ。さらにその関係は、登壇した本人たちも語っていたように師弟関係で結ばれている。

師匠の背中を見て育ち、師匠のスキルや想い、やり方を「インストール」してすくすく育っていき、いつかは一人前になる。ただ、その一人前は決して師匠のコピーではない。

ぼくのやりたい働きかた

師匠の背中を見て一人前に育つ。これはいい働き方だなぁと思う反面、ぼくの理想とする生き方ではないかな、とも思う。

※100人中100人に誤解されると思うが、アシスタントという生き方を否定するわけじゃないし、ましてやその生き方を選ぶ人間性を否定するわけでもない。アシスタントを申し込む勇気も登壇者のみなさんのスキルも全部が全部すごいと思う。野球選手すごいなーと思うけど、ぼくはサッカー選手になりたい、みたいなニュアンスで読んでほしい。

そうだなあ、ぼくがやりたいのは「アシスタント」というより、
マネージャー」なのかもしれない。

それはきっと、ぼくはヒーローや物語の主役になりたいわけじゃなくて、その主役を引き立てる名脇役でいたいという想いが強いからだ。

名脇役でいるには、実力が必要になる。そう言った意味では、一度はアシスタントという道を歩いてみたほうがいいかもしれない。でもぼくのゴールはあくまでも誰かのマネージャーとして裏でその人をコントロールできる、かつ対等の関係でいたい。

師弟関係ではなく、そこに上も下もない、表と裏の関係。
それは、10円玉の裏に描かれた平等院鳳凰堂のように。
それは、カレーのなかの白米のように。
それは、カメラにとってのレンズのように。

そう考えると、アシスタントと呼ぶにはやっぱり何かが違う。ライターについてライティングをやるわけじゃないし、カメラマンについて写真を学ぶわけじゃない。

ぼくが付く人が苦手なスケジュール管理とかタスク管理とか、旅券手配とか昼飯買いに行くとか。そんなパシリみたいなことやって何が楽しいと思うかもしれないけれど、いろんな裏方仕事をやることで、その人がその人として輝ける仕事がしたいなと思う。

マネージャー募集を募集したい

よくアシスタントになりたい人は「こんなことできます!」ってリストを作ってnoteに書くんだと思うけど、前述の通りアシスタントになりたいわけではないので、メイン業務のサポートというより、自分がやりたいこと以外全てをやらせてくれればいいんです。

できれば、人前に立つ人がいいな、って思っていて、そしたらぼくの写真が活かせるかな、と思う。

どなたか、こんな人いるよ!という方がいればぜひに。

現状はフルコミットできるわけではないですが、リモートワークでいろいろお手伝いできます。

といっても、こうやって待っていてもなかなかお話が来ないことも知っているので、こそっと動こうかなとは思っているんです。だから、今日はその意思表明としてでも受け取ってください。動き始めたら、ついに始めたなとでも思ってください。

さいごに、このnoteを書いていて思い出した名作のワンシーンをどうぞ。

サポートいただけると嬉しさで写真をいっぱいお見せする性格ですっ