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「君の作品○○みたいだよね」は誉め言葉
どうも池本です。
娘が1歳くらいの頃から、おもちゃでご飯を作ってくれるのですが、それが今も続いていて、朝起きたらおもちゃのお皿におもちゃが入ったご飯が準備してあって、いつも「作ってくれてありがとね、いただきます」と言っています。
いつもありがとうね。
さて、このnoteは。
最愛の娘へおもしろい未来を贈るため、「おばけのパッチ」というキャラクターを100年後も続く存在にし、「絵本」や「メタバース」におばけの世界を創る1人のパパクリエイターが、いま思ってることを書いております。
というわけで今日は『自分の作品が他の作品を想起させるなんてすごすぎる』というお話をさせて頂きます。
「この絵本、モンスターズインクみたいだよね」
昨年10月、娘に『挑戦と行動の大切さ』を娘に伝えるために描いた絵本「おばけのパッチ」が出版されました。
![](https://assets.st-note.com/img/1699231124992-s7BP3FfjL0.png?width=1200)
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おばけの世界に暮らすおばけたちはニンゲンを驚かすのが楽しくて大好き。子どものおばけ・パッチもニンゲンを驚かす勉強をしていたけど、本当はニンゲンと仲良くなりたい。
そんな時、おばけの世界にニンゲンの女の子が迷い込み、パッチと仲良くなっていく。
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そんな物語でございます。
その絵本が出版されえる1年と5カ月前……
絵本を本格的に描き始める前、絵コンテと物語の段階で「こんな物語を考えてるんだ」と人に見せたときに言われたこと。
それは「この話、モンスターズインクに似てますね!」でした。
モンスターズインクと言えば、2002年にDisney・PIXARから公開された3DCGアニメーション映画。
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色んなモンスターが暮らす世界は人間の叫び声をエネルギー源にしていて、『人間の子どもの部屋へ通じるドア』を通じて子どもを怖がらせてはエネルギーにしていた。
そこにひょんなことから人間の女の子が紛れ込み、主人公のモンスターとなんやかんやしながら仲良くなっていって……
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……みたいな話でございます。
なんか確かに概要を聞いてみればめっちゃ似てるよね。
「この絵、西野亮廣さんとかエドワード・ゴーリーに似てるよね」
ちなみに絵は、ボールペンとスケッチブックで描きました。
白と黒の絵です。
![](https://assets.st-note.com/img/1699232514306-G6nX0BafCb.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1699232537633-cQgpsNLxiY.png?width=1200)
デジタル化が進む中ボールペンを使っていたり、白と黒だけで絵本を描いてる人が少ないからか、この絵を見た人にはよくこんなことを言われました。
「この絵、西野亮廣さんやエドワード・ゴーリーの絵みたいだね!」
「○○に似てる」は誇るべきこと
私としては、こんな感じで他の作品の名前や作者を出され「似てるね!」と言われることが、めちゃくちゃ嬉しく思います。
理由は3つ。
そもそも私が大好きな作品だから
自分の作品がその人の記憶を想起させたから
受け入れられているということだから
1. そもそも私が大好きな作品だから
まず私。
「モンスターズインク」を始めとしたPIXARの映画、めちゃくちゃ大好きです。
特にモンスターズインクは昔から大好きで、本当に何十回見てきたことか。
私の中のファンタジーを形創る作品の1つです。
西野亮廣さんが描いた絵本「オルゴールワールド」や「えんとつ町のプペル」も大好きです。
その精緻された世界観は引き込まれます。
私の中のファンタジーを形創る作品の1つです。
エドワード・ゴーリーの絵本、大好きです。
学生の頃、ヴィレッジヴァンガードでなぜか目にして引き込まれて以来、頭の奥に刻み込まれました。
私の中のファンタジーを形創る作品の1つです。
つまりどれも大好きな作品で、私の頭の中に刻み込まれている作品なのです。
もちろん『意識的に内容をパクった』なんてことはありませんよ。
「モンスターズインクに似てるね!」と言われたときは、「なるほど!確かに言われてみれば似てるね!」と言ったくらいです。
2. 自分の作品がその人の記憶を想起させたから
私だけでなく、世界中のなかに「モンスターズインク」を愛する人はたくさんいるでしょう。
愛する……までいかなくとも見たことあって「いい作品だったな」という感想を持った人も多くいるでしょう。
その「モンスターズインク」が公開されたのは2002年。
21年前です。
皆さんが最近いつ「モンスターズインク」を見たかは知りませんが、昨日見たって人は少ないでしょう。
1カ月前?
1年前?
はたまた10年前?
それとも20年前、公開されたときに映画館で見た?
そんな奥の方に眠るあなたの記憶の中から、私が描いた絵本「おばけのパッチ」が「モンスターズインク」を想起させるなんてものすごい力だと思うんですよ。
3. 受け入れられているということだから
これは少しマーケティングうんぬんの話になりますが、すでに「多くの人に受け入れられている物語や設定」というのは、やはり「多くの人に受け入れられている」のです。
要するに。
「モンスターズインク」の物語は、すでに多くの人に受け入れられていて、感動を生んでいます。
であればそれに似てると言われた絵本「おばけのパッチ」は、多くの人に受け入れられるのでしょう。
※それ狙いで創ってはないですが。
西野亮廣さんやエドワード・ゴーリーのような白黒の絵本は、すでに多くの人に受け入れられていて、感動を生んでいます。
であればそれに似てると言われた絵本「おばけのパッチ」は、やはり多くの人に受け入れられるのでしょう。
※それ狙いで創ってはないですが。
とにかく「他の作品に似てるね!」と言われることは、言った本人の思いはさておいて、私にとっては「誉め言葉でしかない」というお話でした。
めっちゃ影響を受けてます
昔、絵本の絵コンテを見せたとき「モンスターズインクに似てるね!」と言われ「言われてみれば似てるね!」って答えたと書きましたが……
お話した通り、パクったってことは断固としてありません。
別に「パクってんじゃないの?」って疑われたこともありません。
ただ先に言っておくと、今日あげさせていただいた素敵な作品たちに、私はものすごい影響を受けているんだなということです。
それこそ人に言われるまで気づかない、無意識レベルで。
そう考えると、私がこれまで目にして、耳で聞いて、頭で理解して、心で感じてきたことは、全て創造に繋がっているんだなと思いました。
たくさんの作品を私に与えてくれた父母に感謝ですね。
では。
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