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史上最上級の生物・シロナガスクジラの天敵が人間という事実

どうも、池本です。
最近2歳9カ月になる娘が「海の生物」に興味を持ち、パズルや図鑑を買いまくっています。
私でも知らない生き物の名前を次々と覚えて言えるようになっています。

というわけで今日は娘のおかげで覚えたお話『シロナガスクジラの天敵に人間が挙げられる理由』をお話いたします。


シロナガスクジラって知ってますか?

まずみなさん、シロナガスクジラについてどんな生物か知ってますでしょうか。

特徴をあげるとこんな感じの生き物。

  • 生物史上最大級の生き物で体長約30m

  • 首の長いブラキオサウルスで約25m

  • 圧倒的大きさから生物的強者と言われる

  • エサはオキアミなど数が多くて弱い生き物

  • 絶滅危惧種に認定されている

つまり生物的にめちゃくちゃ強くて大きいやつって感じ。
大企業の事業家も、どこかの国の大統領もタイマン張ったら勝てません。

ちなみにオキアミやプランクトンなどは、数は多いですが小さいし弱いので生物ピラミッドの最下層にいる生物になります。
その生き物を魚が食べ、魚を肉食動物が食べ…と食物連鎖が成り立っています。
小学校の理科で習うことですね。

そんな数は多いけど弱い生物的弱者のオキアミなどを「主食」として食べることができるのは、生物的強者のみが許される「特権」なんですって。
ジンベイザメなどもその類です。

最も生物総量に優れた最小の消費者(実際は生産者も含む)を優先的に大量に摂ることは生物的強者でなければ許されない特権とも言える。彼らは低次消費者ではあるが、その意味で「勝利者」である。このニッチの占有者(その祖先動物)は競合力の高さによってその地位を獲得していったと推測される。

ジンベイザメ - Wikipedia

なんかもう生き物としてのランクが違うんですって。
勝てるわけないですよ。

……ところがどっこい。
実は、シロナガスクジラには「天敵」がいるんです。
Wikipediaによると2つの生物が天敵として挙げられています。

それが海のギャング「シャチ」、そして「人間」です。


なぜ人間がシロナガスクジラの天敵なのか

シャチはなんとなくわかりますよね。
シロナガスクジラほどではないけど大きいんですよ。
体長は約7m。
牙もあるし頑張ればクジラも食べれそう。

でも自分より4倍も大きな生物に勝てるのかな…。

ましてや人間なんて。
大きめの私ですら身長1.9m。
クジラだったら一口で食べられます。

そしてシャチとの圧倒的な違いは「遊泳能力の低さ」。
シャチはまだ泳げる。
クジラと同じステージには上がることができます。

しかし人間はどうだ。
25m泳ぐのにヒィヒィ言ってんだぞ。
クジラの体長分すら泳げないんだぞ。


さて、ここからが本題。
そんなめっちゃ弱い生物である人間が、なぜめっちゃ強い生物であるシロナガスクジラの天敵になりうるのか。

その理由は1つ。

「圧倒的なコミュニケーション能力」
ようするにほかの人間との連携、コンビネーションです。

ちなみにシャチも仲間とコミュニケーションを取り、数頭で群れを創りシロナガスクジラを襲うんですよ。
シャチには社会性というものがあるらしいので。

ただ先ほど言った通り、泳ぐ力や襲う力が強いシャチに比べ人間はとっても非力なので、その分コミュニケーション能力が高すぎるのです。
この点で言うと、生物的に圧倒的に強みになります。

さらに言語を操れることで脳が発達し、知性が爆発的に増えてるから武器や乗り物や科学などが扱えて…というのは私が言うまでもないですが、だからこそシロナガスクジラにも勝てるんです。

これで地球の歴史から「圧倒的な個の強者よりもコミュニケーションをとれる知性の方が強い」ということがわかりました。


それでも個の強者になりたい?

実は、私はもともと「個の強者」に憧れていました。
てゆーか今もすごいなって思います。

シロナガスクジラに比べるとスケールは小さくなりますが、いま言ってる「個の強者」とは、いわゆるインフルエンサーとか事業家とか…なんかそっちの人たちのこと。
1人で成り上がっていくみたいな。

例えば私が昔思っていたのは「撮影もできて編集もできてCGも触れてドローンも飛ばせて何でも1人でできるビデオグラファーになりたい!」って思っていました。
機材とかバッグと車に詰めて撮影して、家で編集して、みたいな。

ただこれだと、時間や可能性に限界があります。
そしてその限界は割と早めに来ます。
さらにライバル(市場の競合)が多いときたもんだ。

シロナガスクジラに人間が1人で挑むようなものです。

そこである時から自分のやらないことを決めて、他のクリエイターさんと組んで動くようになりました。

映像だけじゃないですよ。
絵本だってクラファンをしました。
メタバースだってチームを組んで創ってます。

こうすると、1人で動いていた時には見えなかった景色が見えます。
こうすると、どこまでも遠くまで行けそうな気がします。

私はシロナガスクジラにならなくてもいいんです。

1人の人間として、他の人間とコミュニケーションをとり、連携して、巨大なもの生み出し、乗り越えていければいいのです。

では。


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