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「おばけのパッチ」というキャラクターの世界観や物語を創るクリエイターが「目指す場所」

どうも。
クリエイターの池本将(いけもとしょう)と申します。

今日は、『池本が目指す場所』について改めて書いていこうと思います。

昨年とは自分のやっていることや環境も大きく変わった(というより変えた)ので、そのあたりも合わせて自分のためにまとめます。



理念と目的と目標

私が「目指す場所」について、「理念」「目的」「目標」を通してお伝えいたします。

私が解釈している各言葉の意味合いはこんな感じですね。

  • 理念…心の中にあって、軸となるブレない思い

  • 目的…最終的に達成したい地点

  • 目標…理念を基に目的に向かう過程の通過地点

そしてそれぞれこういったことを思っています。


「理念」

創造を通して子どもに新しい可能性とおもしろい未来を贈る

「目的」

100年続くキャラクターとして「おばけのパッチ」を新たな文化にし、
最愛の娘に新しい可能性とおもしろい未来を贈る

「目標」

おばけのパッチを海外に届けムーミンを超える


これらに関しては2021年に「おばけのパッチ」を生み出してから全く変わっていません。

この思いを胸に、日々創造をしております。


法人の設立

「おばけのパッチ」の世界を創り始めてまもなく丸3年目が経とうとしている、2024年4月1日。
合同会社スタジオパッチを設立致しました。

設立の経緯

「ものすごい稼いでいるから節税のために」

そんな世間一般の法人設立理由とは違い、「必要だから」「経験したいから」という理由で設立しました。

なぜ必要なのかというと、将来……もっと言うと私が死んだ後も「おばけのパッチ」というキャラクターを世界に届けていくために、「会社」というシステムは1つ持っておいた方が現在の資本主義社会では都合がいいなと思ったからです。

そして「法人を設立した」という経験が、将来の働き方に影響してきそうだなと思ったからです。

もちろん会社とは別に、よい手段やシステムが現れたらそれを採用していくと思います。

また合同会社にした理由は「現状、株式を発行するメリットがないから」「ファミリーカンパニーとして娘の資産に残したいから」です。


事業内容

大きく分けると2つあります。

1. クリエイティブ事業
映像・メタバース空間など各コンテンツの制作

2. キャラクター事業
おばけのパッチ関連の作品の制作

被っている部分も多くあるのですが、いずれにせよ何かを創っている会社です。


創っていくもの

今年創りたいものはたくさんあります。

  • メタバース「おばけの街」

  • メタバース「真清田神社」

  • Tiktok「ストップモーションアニメーション」

  • Tiktok「GIVERS」

それぞれ短めに説明させて下さい。


メタバース「おばけの街」

2022年、最愛の娘へ贈るために描き出版した絵本「おばけのパッチ」に登場する「おばけの街」を、デジタル上の仮想空間「メタバース」に創っています。

この街自体が娘へ贈る1つの作品でありながら、今後創っていくアニメーションや絵本にも関係する「おばけのパッチ」の世界観の大きな設定資料にもなっております。


メタバース「真清田神社」

私が暮らす愛知県一宮市に鎮座する「真清田神社」を、メタバースに創っています。

先日クラウドファンディングを実施し、一宮市の方を始め多くの方に応援して頂いております。


Tiktok「ストップモーションアニメーション」

「おばけのパッチ」のコマ撮りアニメーション作品です。

絵本やメタバースで創った世界観や物語を、現実世界で造形し映像化致します。
また、この作品は海外の人へ届けるため「非言語」の作品にしていきます。


Tiktok「GIVERS」

子どもを思い、何かを贈る人「GIVERS(ギバーズ)」のドキュメンタリーインタビュー映像です。

私自身、人のドキュメンタリーな部分を聞くのが大好きなこと、人の歴史や考えから学ぶことが多いこと、人にフォーカスした映像の制作が好きなことから制作していこうと思います。


これら1つ1つが、目的に向かうための大切な創造になると考えております。
今年はこれらを丁寧に創りあげていき、一歩ずつ進んでいこうと思っています。


目指す場所

胸に秘めた思いや環境の変化、創造したいものをまとめたうえで。
最後に私が「目指す場所」をお伝えいたします。


私は最愛の娘・まゆに、「おばけのパッチ」の創造を通して、娘の一生に寄り添った何かを贈りたいと考えています。

なんでもいいのです。
絵本でも、メタバースでも、アニメーションでも、カバンでも、ぬいぐるみでも、食品でも、服でも、キーホルダーでも、会社でも。

1人の父親として何かを贈りたいのです。
1人のクリエイターとして何かを贈りたいのです。

そういった人類史の中でも別に珍しくもなんともない「父親から娘に何かを贈り残したい」という理由で、創り続けているのです。

「たくさんの子どもたちに希望と感動を」
「海外の人にも届くインパクトを日本から」
「エンタメ界のてっぺんを取る」
みたいな大層な夢や行動理由はございません。


「おばけのパッチを100年続くキャラクター」にしたいのは、人の一生がだいたい100年だからです。
娘の人生も約100年でしょうからそうしたいのです。

「おばけのパッチを海外に届ける」理由は、そっちの方が色んな作品を創りやすいし、キャラクターが残ると思ったからです。

もちろん「お金が稼げなくてもいい」というわけではありません。
お金がないと家族と生きていくことができないですし、妻や娘の可能性を狭めてしまいますし、創造の選択肢が狭まってしまいます。

だからこそ様々な作品を創ったり、海外に届けたいと言ったりしているのです。

私の行動1つ1つには、だいたい「娘へ贈るため」「自分のため」「お金のため」の中のどれか2つの理由が重なっています。


そして。
一旦、私の人生において目指す場所。
これも2021年に「おばけのパッチ」の世界を創り始めてから変わってないのですが。

私が死ぬ瞬間に、娘や孫や、世界で「おばけのパッチ」が当たり前の存在になっている世界です。


ここへ行くためには、少なくとも「おばけのパッチの世界が創られ続けなければならない」と思っているのですが、これに関してはご安心を。

そもそも「稼ぐため」にやっていることでもなければ、「流行りに乗っかって」やっていることでもないので、私や娘が生き続ける限り続きます。
そして私が死んだ後も続くように、いま必死に創造しています。


というわけで。
皆様、今年度もどうぞよろしくお願い致します。

では。


スタジオパッチ
いけもとしょう

絵本「おばけのパッチ」最後のページの絵

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