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クリスマスのフィレンツェ2022 前篇


イタリアでは25日と26日は祝日です。
夫婦揃って休日になったので、
小旅行へ出かけることにしました。
お店や施設が休みだろうと
慣れ親しんだ街でのんびり過ごすため
フィレンツェにやって来ました。

25日の様子をお届けします


サンタ・マリア・ノヴェッラ駅

フィレンツェの玄関口である駅。
四角く茶色い建物は
ヨーロッパで一番印象に残らない建物でしょう。
有名な観光都市とは思えないほど小ぢんまり。


サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

こちらは教会の裏側の姿。
表の大理石の装飾と緑の広場は必見です。


駅前通り

車が走っておらず
歩行者天国になりつつあります。

後で知ったのですが、
12月25日のバスは運休していました。


石畳の道

四角い石を弧を描くように並べています。
車や馬車が走るのには強度のある道であり、
水捌けもいいのかもしれません。
ヒールを履いての歩行は難しいでしょう。


ドゥオーモ広場

いつ見ても変化することのない景色。
留学時代、毎日ここを通りました。
なので、この角度からの広場が一番好きです。
今はツリーを一緒に眺めることができます。


石畳の道 その二

こちらは大きめの石ですが凸凹は健在。
のみで傷をつけて滑りにくくしています。
こうしてまでもアスファルトにしない
フィレンツェのこだわりが逞しい。


スィニョーリア広場

ここは、ヴェッキオ宮殿。
祝日でも公開していました。

右側にはウフィッツイ美術館、
その隣には彫刻群、囲むようにして並ぶ
高級ブティックやカフェ、
後方にはオステリア・グッチもあります。

ヴェッキオ宮殿の中へ。
入ろうとしましたがチケット売り場に長蛇の列。
小腹を満たすためにお店探しを優先しました。


ネプチューンの噴水

1562年 バルトロメオ・アンマーティ作
水しぶきを背景に記念撮影する人がたくさんいます。


ダヴィデ像

こちらはレプリカ。
本物はアカデミア美術館にあります。
ぜひ、実物を見てほしいです。
展示までのアプローチと空間はお見事。
思わず手を合わせたくなるほどの圧巻です。

ウフィッツイ美術館

いつもなら観光客で溢れる場所が
向こう側まではっきり見えます。
25日はほとんどの美術館が閉まっています。


Mlend eat

軽食を食べるお店を探していたけれど、
お休みだったり、美味しそうに見えなかったり、
とりあえずホテル方面に向かいながら歩きました。

すると、目を引くカフェを発見。
色と空間とアートの混在させています。

何より若い店員さんがとても親切で丁寧。
旅の前半の疲れを癒すことができました。


アルノ川

フィレンツェの中央を流れる川。
この風景なしに街は語れません。
水面に映るライトが雰囲気を盛り上げます。

ミケランジェロ広場の上にはツリーが光り、
夜には花火が上がっていました。

チェックイン

ホテルに到着。
一泊2食付きのつもりが夕飯なし。
テラスのドアが閉まらなくなり部屋を交換。
お菓子のサービスとガウンやスリッパのセットも
前の部屋に置いてきてしまいました。
こんなトラブルなんのその。

夕飯探しにお出かけだ〜


オステリア サン・ニッコロ

このお店も歩いている途中で見つけました。
外側から見て美味しそうな印象を受けました。
一歩足を踏み入れると、
「絶対美味しい」と確信するほどの
いい香りが漂っていました。

選んだ料理は
クロスティーニ

肝臓のペースト、豆の煮込み、ケール、
フィレンツェ名物内蔵の煮込み ランプレドット
これだけで、ここへ来た意義を見出せるほどの絶品!

合鴨のタリアテッレ

合鴨とサルシッチャというソーセージも
間違いない組み合わせ。
もう少し食べたいくらい止められない。


羊肉のロースト

アーティチョークを包んだロースト。
少しお肉の独特な香りが強かったですが、
こんなもんだったかなぁ。
でも味付けは完璧です。

店内の様子

ニンニクぶりぶり
全てが年季もの
地下の空間に通されました
かつては教会だったとか
乾燥唐辛子もあちこちに
テーマがあるようでない

Osteria Antica Mescita San Niccolò

場所はミケランジェロ広場を降りてきたところなので、
観光客向けではありますが、
料理へのこだわりを感じました。

クリスマスにも変わらず営業していて、
できたての美味しいものに出逢えたのは
幸運でした。


長くなったので、旅の続きはまた明日〜

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