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【イタリア】蜂の集団が車に巣作り!救世主は養蜂家

地元のニュースを見ていたら、驚くような写真が飛び込んできました。

車が汚れているように見えますが、実は、蜂の大群!キャー!!
しかも、このような出来事が一回だけでなく、多発していると記事になっています。

最初は、4月中旬。壁に蜂の集団が見つかったと、地元消防署に連絡が入りました。専門家によると、4〜6月に発生しやすく、たまに8〜9月にもあると
のこと。


ミツバチの生態

このような状況を初めて見ましたが、なんと、今週に入って3件も起こったようです。これが異様なように見えるけれど、彼らにとっては自然な行為。

蜂の巣は、新たな女王蜂が誕生する頃に、古い女王蜂は巣を後にするようです。半分のミツバチを連れて、新天地を探しに集団移動する。これを「巣分かれ」と言うようです。壁や車に張り付いたのは、たまたま、女王蜂が選んだ場所だと考えられます。

こうなるには条件があり、快晴の暑い日に起こるようです。しかも日が沈む前に特定の場所を決めるんだとか。一時的な休憩場所の場合もあるようで、近くに箱や住み着きやすい場所があれば巣を作り出すとのこと。車の場合は、中は暗くあったかいし巣になることも考えられそうです。だから、よく建物の天井や屋根裏部屋に発生するんですね。また、彼らの移動は自然界に近いところで起きそうですが、3キロ離れた場所へ移動する体力を持っているので、住宅地にできるのも不思議ではないとのこと。
でも見つけた場合、間違ってもやっつけたり、光を当てたりしないように!と忠告しています。攻撃されると思い反撃してくる可能性があるようです。


消防署へ通報!

イタリアでは、蜂の大群が近くにいたり、巣作りを始めたら、消防署に連絡をするようになっています。すぐに専門の養蜂家と一緒にやってきて取り除くようです。養蜂家は、蜂の巣用の木箱を持ってきて移動させるんですが、なんと数分で完了するとか。ますます蜂の生態に興味が湧きます。

ちなみにその様子がこちら

お兄さん、意外に無防備で、慣れてらっしゃる様子。車に板を乗せて、こうやって移動させるんですね。何を基準に、車より板の方が良いって思うんでしょうか気になります。

春の喜びは、人間だけでなく虫たちも同じですよね。ハエが増えたり、蚊が現れたり。見るのも嫌ですが、共存し気にしないのが一番なんですかね。

ベランダにあるダリアの成長が良くないと思ったら、アブラムシ… ムムッ‼︎

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