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【イタリア】国際女性デー ミモザ/ イタリアの男女格差

3月8日は国際女性デー

バレンタインが終わり、復活祭までの間にある、
祝日ではないけれど、誰もが知る大切な日です。

この時期に咲くことから、男性は女性にミモザの花を送ります。

先日訪れた園芸店では、細い苗木がたくさんありました。


花屋だけでなく、トラックの荷台や、街で手売りなど、
至る所でミモザの花束を手に入れることができます。


私も、ほぼ毎年夫からもらいます。

付き合っていた当初、ガソリンスタンドで給油している時に、
中で待っている私に向かって、ガチャッとドアを開け
「どうぞ!」と満面の笑みで渡してくれたことがあります。
スタンドの横に生えていた木から、枝ごと取ってきたのです。
木は可哀想ですが、あまりの大きさに笑いました。


去年は暖冬のせいか、咲き終えていたために花束でしたが、
今年はタイミングが良く、自生のものが手に入ったのでしょう、
キッチンの花瓶にひっそりと生けてありました。


これは間違いなく、友人宅にある木から拝借したものだと思います。

どんなものにせよ、ミモザの花は、色も姿も美しく、
本当に心が癒されます。

これが食べられたら…


なんて言うのは嘘で、花だけでなくドルチェも出回ります。

ミモザケーキ

スポンジとクリームを重ねて、上に、賽の目状に切った
スポンジをミモザに見立てているものです。

このようなものが、ケーキ屋に並びます。

私は昨日、レストランでサービスとして出すために、
スポンジを焼きました。
カップにティラミス用のクリームを注ぎ、
上にスポンジをのせようかなと。このような感じ。

来店した全ての女性に贈ろうと思います。


今日は、美術館では女性の入場が無料になります。

行きたいところですが、仕事に間に合わないし、
1時間じゃ足りない!次回の休みに行きたいと思います。


国際女性デーについて、日本でも年々広まってきていると感じています。
イタリアは日本より少し先を行っている男女格差。
初の女性首相が2022年に誕生したことは大きは変革です。

身近なことでは、バスの運転手も女性の割合が高くなりました。
また、今の職場では、格差も差別も感じることはありません。
外国人であっても、イタリア人と同じ給料が支払われています。


しかし、一歩街へ出ればまだ、過去基準の人もいて
冷たい対応されることもありますが、そんな人とは関わらないのが一番。
このような対処法を身につけたのもイタリアに住んだからこその
賜物かもしれません。


さぁ、これから出勤!
ミモザミニケーキ作ってきます!
Ciao!!

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