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【イタリア】シェフは🧅みじん切りが違う!写真解説

シェフのみじん切りは他では見たことがない!
左右を切ってから中央を切るというやり方。
これに驚いたので写真と共に紹介します。


イタリアに来て約11年。私の料理歴と同じ年月です。

誰かに学んだわけではなく、母の手法を真似したり、
テレビや動画で知った知識を集めた自己流でやってきました。



それが、イタリアンレストランで働き出したことにより、
着実に技術を習得していると実感するのです。

普通の主婦が、お金をもらいながら、
料理の技術を学んでいる贅沢な状況です。


みじん切り講座

カボチャのリゾットが秋の一品として加わったことで、
シェフが玉ねぎのみじん切りを準備するようになり、
わざわざ私を呼んで教えてくれました。


シェフのみじん切り

① 半分に切った玉ねぎを繊維に沿って切れ目を入れていきます。

さっそく注意点!
この時、半分より少なめに包丁を入れます

② 横からも同じような深さまで包丁を入れます。

③ 繊維を断つように上から切るとみじん切りになります。
切れ目のあるところまでで止めます。

④ 反対側も同じように行います。

⑤ 中心部分が残ります。この時、自立している状態。

⑥ 縦に半分に切り倒します。

⑦ 放射線状に包丁を入れていきます。

完成!

ほぼ同じ大きさのみじん切りを作ることができました。
これで、火の通りが均等になることでしょう。


シェフが教えてくれたのは、
両側から切って中央を残すと方法。
端から順に切る方法では、最後のほうで滑ったり、
剥がれたりして切りにくくなります。
しかしこれだと、崩れることなく最後まで切ることができるのです。

また、分量により途中で止めることができるのも利点。
そのまま保存すれば、四分の一を包丁の入っていない状態で残せます。

あと、シェフが言っていたのは、このように切ることで、
涙が出ないというんです。
確かに!そういえば出ませんでした。


ここでポイント!

玉ねぎは繊維に沿って切れ目を入れてください。
もし、繊維に逆らうと、最初の工程ですぐに崩れていき
丸のまま保てなくなるので切りにくくなります。
(実際に間違えたので学びとなりました。)


いかがでしたでしょうか。
あなたのみじん切りの仕方はどうですか?

既にこの方法をしている人は知識が高い人でしょう。

私にとってこれは、一番正確に切りやすい方法だと思いました。
また一つ二つと前進しました。


おまけ

傷つきやすいズッキーニ。

何か訴えている…
ようなのは気の持ちよう!

シリシリにしました。ヴィヴァ副菜!

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