【イタリア】クリスマス2023は怒涛の日々
働き三昧の今年は、街に繰り出す余裕もなければ、
クリスマスらしいこももほぼなく、あっという間に過ぎました。
これまで撮った、クリスマスの断片を紹介します。
共和国広場には去年同様、スケートリンクと
観覧車が登場。
このように、街のあちらこちらでミニ遊園地が開かれています。
お店が連なる通りでは、ライティングをしています。
年々、電飾の数が少なくなっていますが、ないよりはいい。
で、クリスマスの写真はこれだけです。
25日の様子
朝からお仕事。ランチ営業は11人と少なく穏やかでした。
バスに乗ろうと思ったら、今日は臨時休業。
運転手らも休み。良いことです。
海辺で夫のお迎えを待ちました。
あいにくの曇り空のクリスマス。
最高気温が15℃くらいなので、日中は寒さを感じませんが、
夜は暖房が必要になります。
クリスマスディナー
家に帰ると、義母が料理を作ってくれていました。
夫がテーブルセッティングをします。
この浮かれたひとときが愛おしいです。
キッチンのテーブルをリビングに運び、
巨大なテレビを見ながら3人で着席。
まずはパスタ。
イタリアのクリスマスは、トルテッリーニという
詰め物をしたパスタを食べます。中身は生ハムだかな。
鶏肉のスープは芯から温まる。おかわりしました。
続いて、
ファラオーナというホロホロ鳥のカッチャトーレ: 猟師料理。
いわゆるジビエです。
野菜とトマトで煮込み、アクセントにオリーブを合わせます。
義父は狩をしていたので、義母は何度となく料理をしてきました。
だから、お店では体験できない美味さ。
味の染み込みや煮込み具合、調合などは絶妙。
これは教えてもらっても同じようにはできないと思います。
最後に、ティラミスのジェラートやカントゥッチーニという
二度焼したクッキーを食べて、これでもかというほど
胃袋を満たしました。なんという幸せ。
3人でテレビを見ながら、あーだこーだいう時間。
久しぶりの家族団欒にほっこりしました。
我が家では、クリスマスプレゼントはお互いにしないのですが、
今年はスマートウォッチを買ってくれました。
26日は祝日
イタリアでは翌日もお休み。そして、クリスマスモードは
1月6日まで続きます。だから飾りはそのままです。
レストランでは、一人のホールスタッフが指をケガしたと休み。
ギリギリだったのが、切羽詰まった状態です。
私は60人を想定して下準備をしました。
そしてシェフが、「今日はホールでスタッフとして働いて」と。
私が代わりに入りました。
注文は同僚がするので、飲み物と料理の運搬と
ドルチェとコーヒーのオーダーを繰り返す。
キッチンでは、
全てのコンロを使っても間に合わない!
途中でパンがなくなったので切りに行き、
次にドルチェが出てこないので作って持っていく。
もうバッタバタで何をしているか分からないけれど、
とりあえず右へ左へと動き回る。
何が苦しいって、ブーツで出勤していたので靴がなく、
クロックスのような脱ぎ着しやすい厨房専用の靴を履いていました。
これが歩きにくい。急いで!と言われても脱げそう。
久しぶりに歩き回ってぐったり。
足の指や太ももの筋肉が悲鳴を上げているのが分かるほど。
さらには、帰宅するとマンションのエレベーターが…
故障中!(クリスマスカラーで何だか楽しそう。&ナニこの切り抜き?)
おまけに天井のライトが切れそうでチカチカ。
クリスマスだからなんだか許されてしまう。
無心で4階まで自力で上がる。2日経った今も壊れたままです。
どうして年末になると次々壊れていくのか…
家ではトースターのガラス部分のネジを外し、
中の焦げもたっぷりの洗剤で取り除きました。
しかしコンセントを刺すと、パンッとブレーカーが落ちる。
濡れたのか壊したのか…数日放置した後、夫が直してくれました。
さらにレストランではトイレが詰まり逆流。
2日間も使えず、業者さんに来てもらうほどの最悪な状況。
ぶつける先のない怒りや言葉にならない落胆。ウンが来たと言うことでよろしかったでしょうか。
トイレの大掃除ができたのはよかった思うしかありません。
そして最後にオーナーへの亀裂が…
20日の給料日に振り込まれなかったんです。
ほかの月なら良いですよ。それが12月て!
クリスマスなのに虚しい懐。経営者としてあり得ません。
残業分も含めてきっちり受け取ったのは27日。
口座も満たされ、大波を越えられたところで、
やっと夫へのお返しプレゼントを買おうかと思えてきました。
冬用のパジャマが良いかなぁ〜。さっそく探してきます!
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