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勇者の確定申告(4回目)

※後日、YouTubeに投稿する原稿案です。

街の運営には、お金がかかる。ドラクエのゲームの話である。
勇者も、街の公共サービスのために、確定申告しているはずなんだ。
いつしているかって?それは、竜王を倒した後です。
だから、ゲームの中では、確定申告のシーンはないんだね。

□申告納税制度
確定申告って、本当は自分でしなきゃいけないんだって。
このことを「申告納税制度」って言うんだってさ。
「国の税金は、納税者の一人一人が、自ら税務署へ所得等の申告を行うことにより税額が確定し、この確定した税額を自ら納付する申告納税制度を採用しています」
ということなんだ。
でもさ、勇者は竜王を倒すことで忙しいよね。
だから僕が「勇者の確定申告」の手伝いをするんだ。
税理士さんに手伝って貰ってるんだ。

◽️伝説の武器の価格は?
そうしたら、税理士さんに
「伝説の武器の価格っていくらなの?」
って聞かれたんだ。確かに勇者の装備も財産だよね。
その価格は、いくらになるんだろう?
伝説の武器は、とっっても強いよね。
価格がとっっても高そうだよね。
でも、宝箱から見つけたから買ってないんだよ。
価格は、分からないんだ。そしたらさ、
「もらったと同じだから、贈与税になるかも。」
って言われたんだ。贈与税って高いんだってさ。
伝説の武器を拾ったら、高い税金を払うことになるのかな?
それじゃあ、勇者がエンディングで暴れてしまうよね。
どうしよう。

□意外な結論
ところがさ、この伝説の武器、下取りに出せるんだってさ。
「ロトの剣」の下取り価格。
なんと「1ゴールド」なんだってさ。
なんだそれ、
ひのきの棒より安いじゃ無いか。
これって偽物を疑われているよね。
そんなに価値が低いわけないじゃないか。
でもさ、これで価格が分かったね。
「勇者の確定申告」を進めることができるよ。
税理士さん、もう少しだけ手伝ってね。

そして、勇者さんも、僕のために時間を稼いでくれてありがとう。
もう竜王を倒して良いよ。

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