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自分の本当の欲求を素直に感じ取れなくなるという病

会社を辞めて、心フリーになり早4か月が経過しました。

先日、44歳の誕生日も迎え、ズボンのチャック全開で外出する機会が増えたり、リーブ21で盛り返したように見えた髪の毛も発毛が失速し、いよいよもって性欲と引き換えにAGA投薬に踏み切るか、という年齢なりの悩みも増えてきました。

ただ仕事を辞めての無職期間は非常に快適で、読みたい本を読み、考えたいことを考え、食べては寝て。なんとなく、エレキギターを買ってみたり。

最近感じるのは、仕事を辞める前に「考えていた」計画はおもしろくなくて体が動かないなと。あまりにも「考える」に寄りすぎていて、妙に現実的で社会的メリットばかりを考えていて、つまらない妄想になっていて。

これまで理性的にまじめに優秀っぽく生きてきたせいか、自分の本当の欲求を素直に感じ取れなくなっていることを痛感しています。

ずっと働きながら感じていた違和感、ズレ観に向き合い修正するための立ち止まり期間、充電期間。計画的に資金を準備して、1~2年は何とか子供4人を養うだけの準備はあるのに、ビジネスやら小金稼ぎに気を取られて、自分が本当に何をやっていきたいかを、なんとなく誤魔化しながら無理やり前に進もうとして。

いかに理性から感性に意識をシフトさせていかせられるか。そこから「これ絶対おもしろい!絶対にやりたい!」というアイデアから自然と純粋に体が動くか。それを続けるため、自分だけの欲求に従い続けるために、いかに生活をリデザインして社会とつながりなおしていくか。

サラリーマン時代に染み付いた、「すべきこと」に感情は置いておいて理性的に向き合う「仕事だから」ではなく、

感性的に「やりたいこと」と感じることを素直に実行し、それをやり続ける、社会につながるためにいかに頭を使って理性的に考えるか。

頭だけを使うのではなく、心を使ってから頭を使う。
芸術の世界だけで自分には関係ないと思っていた「感性を磨く」という考え方。中高年からの人生戦略、頭の使い方は、この順番に切り替えていきたいと思います。

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