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調子に乗りまして。

歳をとつという事

少しばかり天気が良くて、己の体と精神状態が良いと判断すると、つい着飾ってどこかのカフェでオシャレなランチでもと、気分はるんるんになるのだ。


はい、調子に乗りました。


3月に入って、暖かな天気が続いていたので、それまで家の中か近所のスーパまでも車で移動していた私が、一週間に2回も新宿までの遠出をして、グルメにショッピングに、映画にと調子に乗りました。


そして、罰が当たりました。


身体が悲鳴を上げて、原因不明のじんましんが頭のてっぺんから足指まで満遍なく赤い花をつけました。


あれ、死ぬほどかゆいですよ。


夜中に病院へもいけなくて、一晩中のたうちまわりました。


次の日の朝から病院で注射や薬で治しましたが、年のせいで中々治りが遅いんですね。約5日間かけてやっと椿の花色が、薄い桜色に変わりました。


考えてみたら、膝の関節炎で病院へ行った時、軟骨が0と言われて、MRで撮った画像を見せられたら、やはり骨と骨とがくっ付いてました。


両膝共に軟骨なしの骨で歩いたんですね。


よくこの足で歩きましたね、って先生に言われて、、、、


手術で人工の軟骨を入れるこのになりましたが、時期やら色々決めるまでは痛み止めを処方するので、それまでそれを飲んで我慢をしてくださいと薬をもらいました。


しかし、そりゃ痛いのは嫌だからと貰ったけど、毎日2回飲み続けるのはやめにしたので、遠出をする予定だったりの日だけ飲むことにしました。


それが、新宿までの遠征の日だったのですね。


薬があるからと調子に乗ったんですね。


その薬の副反応のようでした。


でも、じんましんが出た時は、誰もその原因が新しい薬の副反応だったとは解らなかったのですね。


やっと薄い桜も私の身体から散っていたので、心機一転、仕事を頑張ろう!と張り上げて準備をしていたんですよ。


久しぶりに気合を入れて準備をして、外に出るからと、その陣痛剤を飲んだのですね。


お茶を飲みながらテレビのニュースを見ながら、出かけるまで時間を過ごそうと思っていたんです。


15分ほど?でしょうか、なんか胃の辺りに違和感と痛みが走ったんです。


あれ?何か悪いもの食べたかしら。だっていつもの美味しいバケットとサラダとコーヒーしかないからそんなはずは無いと思っているうちに、頭のてっぺんから冷や汗と嘔吐と下痢と腹痛が同時に来て、目が回り始めました。


居ても立っても居られない状況で、息も上がってきて、頭の中で警鐘が鳴ました。


あ、私死ぬんだ。


1人暮らしの怖さですよ。


兎に角携帯を探して救急車を呼んで、状況をたどたど説明をして、待っている間に仕事先に連絡をして、念のために入院のためのパジャマやらを大きいバッグに詰めて、入院生活が退屈にならないようにIPAD、充電器なども詰めて病院に運ばれました。


結局、2回も発作を引き起こしたのは同じ薬の陣痛剤であることが分かって、点滴をしました。しばらく動く事ができないほど弱っていた私が、「先生、入院は?」と聞いたら、入院は必要ありませんよ、点滴が終わったら帰っていいですよだって。


とほほ、、、その気満々だったのに。


なんだかんだ夕方まで居て、帰ろうと病院のタクシー乗り場で30分も待っていてもタクシーは来ません。


いくら温かくなったとはいえ、救急車だったのでコートを着ずに乗り込んだ私が悪いんです。


薄暗くなった外で、いつまで待っても来ないタクシーを震えながら待っていたが、呼ばないと来ないことを知らなかったのですね。


もっと早く教えていただければ。で、電話をしたら10分で来たんですよ。


やれやれの最近の報告でした。




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