【20191215】半年間の手応え

　今年最後のお習字へ。一緒に習っている人たち5人が久しぶりにみんな集結して、道場感いっぱいで書きました。それぞれ異なる題材を練習しながら、書き終わったら見せ合いっこするんですけど、もうほんとに個性が出てておもしろいんですよね。人柄が出る。

　半年間の自分振り返り期間を作ったことは、お習字にもとても良い影響が出ている気がしています。秋ごろに急に「書ける気がする……！」と思って、先生たちの研究会の課題を家で書いてみたのですが、思いのほか良い出来になって、何度か練習したあと、今日はそれを仕上げることができました。いや、字がいきなり上達することはないのですが、書くときに紙に向かうときの気持ちの問題ですね。自分の軸がちょっと見えてきたので、筆を持つときも安心するというか。ほんと気持ちの問題なんですけど。

　これまで5年ほど続けてきて、毎年1回の展示会にも先生たちの作品に混じって1作ずつ出品させてもらいながら、いつも「どうもすみません、はしっこにお邪魔させてください……」という申し訳なさいっぱいの気持ちだったんですけど、今回はけっこう胸を張れます。ようやく知り合いの人にもいっぱい声をかけられる気がする……！　2020年5月11日～17日の予定です。

　先生に事情を説明して、今日の分の月謝は来月お支払いさせてもらうことに。それでも通うよ！！という自分を再認識。思ってたよりもずっとお習字のこと好きになっていたんだわ。

　お稽古終わりに、みなさんで1品ずつ持ち寄ってのクリスマスパーティー（私は手作り消しゴムはんこをプレゼントしたよ！）。世代がいろいろなので、それぞれの青春時代のエピソードがおもしろくて盛り上がる。スマホもポケベルもなかったころの連絡手段の話とか、週末スキーに行くのがトレンドだった話とか、テレビの中の話かと思ってたら、ほんとにみんな経験してたことなんだなーと興味深く聞かせてもらいました。お習字、来年も「細く長く」続けるための一歩を重ねたいと思います。

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