【20200210】断捨離、そしてお金のワーク的な

　昨晩、姉と話しているときに「はっ！」と気づいたことがあって、10年近く書き溜めてきたノートを処分しました。大学3年生で就職活動を始めたときに、いわゆる自己分析をするために無印のノートを使い始めたのがきっかけ。スケジュール管理の手帳とは別で、思ったことを自由に書きなぐる用としてずっと書き続けてきたものです。その数、およそ30冊。

（↑味気なさすぎる写真をくまきちのかわいさでごまかしてみる）

　ものすごく大事に抱えてたつもりはなかったんですが、時間をかけて自分と向き合ってきた「証拠」みたいに思ってるところはあって、冷静に考えてみると、それってすごく重いなぁと（なんせ10年分）。楽しい思い出もたくさん詰まってるけど、グチみたいなことも積もり積もっているわけで。そろそろ手放したほうが身軽になれるんじゃない？って自然に思えたので、夜中に2時間くらいかけてばばーっと見返してごみ袋にまとめて、今朝、月曜日のごみ収集でサヨナラしました。

　そんなわけで、なんだかすごく爽快な気分になれた今日、お天気がよかったので起きてからパジャマのまま窓際で日向ぼっこしてたんですけど、ぼーっとしてるときに、ふと思ったのです。目下の私のテーマである「お金」に向き合ってみようと。で、いつもみたくノートを開いて、思いついたことつらつらとペンを走らせたんです。「お金大好き」とか。いわゆる自己啓発本でありそうなお金のワークを自己流でやろうとしてみたというか。

　で、お腹が空いてたのでごはんを食べようと思ったときに、そこでひらめいたのが、お金さんおもてなしランチでした。通帳とお財布を机に並べて、自分の分と二人分の食事を用意したんです。

（↑こういうことです。お仏壇にお供えする感覚です）

　自分でも何やってるんだろって笑いそうになるんですけど、そのくらい形を整えたほうが、私の本気スイッチが入るなーと思ったんですね。で、通帳をじーっと見ながらごはんを食べたわけです（もちろん、もう一皿が私の夕食になるわけなので、カフェオレは2杯分飲んだりしながら）。15分とか20分くらいでしょうか。

　でね、ずっと観察してるとおもしろいのが、だんだん私の気持ちの変化があるんですよ。わぁーヘタってるなー。疲れてる感じだなー。普段から雑な扱いしちゃってるんだなー。「お金の扱い＝自分への扱い」って言ったりするけど、私は自分のこと雑に扱ってきたんだなー。そりゃ疲れるよなー。いっぱいお金入って来てほしいと思ってるけど、だったら通帳だって私のことだって、大事に扱ってあげなきゃよねー、みたいな。ちょうど日光が照らしてくれるタイミングだったので、通帳とお財布を日光浴させてあげたみたいになりました。

　いやーあの、ほんとに気持ちの問題なんですよ。私の気持ちの問題。「今まで、おざなりにしててごめんね」って思えたことで満足できたというか。昔、満月に向かってお財布をフリフリしたこともあるのですが、そのときはあんまりピンときてなかったなー。こういうのは、自分の気持ちが入るかどうかが大事なんだろうと思います。
　断捨離からの仕切り直しの流れがスムーズで、なんだかすっきりしています。楽しかった！

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