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【脱スマホ】毎日を楽しむために必要なこととは?

今回はこちらの本をアウトプットする。
スマホに依存する生活を改めたいと感じられる本だった。


樺沢 紫苑「毎日を楽しめる人の考え方」 きずな出版

やってみようと思ったこと

この本を読んで実際に取り入れてみようと思ったことを下記に挙げる。

・寝る2時間前は読書する。
・レストランに行った後にレビューする。
・カフェで作業する際は制限時間を設ける。
・遊びのチャレンジをする。
・寝る前に3行ポジティブ日記を書く。
・人の誘いに積極的に乗る。
・30分の運動を挟む。
・筋トレを始める。

それぞれの目的

寝る2時間前は読書する

寝る2時間前の読書は睡眠の質を高く維持するため。寝る前にスマホを娯楽にしてしまうと、交感神経が働いてしまい良質な睡眠が得られない。読書をすることで徐々に副交感神経の働きを強めるのがより良い睡眠に繋がる。

読書は有意義な時間を過ごす上でも適切だ。以前はYoutubeを娯楽にしていたが、翌日になると記憶に残っていることはほとんどない。対して読書は良い気づきを得られることが多く、有意義な時間を過ごせたと感じれる。読書を娯楽にすることで意味のある時間を過ごしたいと感じた。

レストランに行った後にレビューする

レストランのレビューは、言語化能力を高めるため。
会社での雑談でおすすめのレストランについて話すときに脳に情報がほとんど残っておらず、つまらない感想になってしまうことがある。レビューに自分の言葉でアウトプットすることで、レストランに行った当時の記憶を長期保存することが可能になるだろう。

本書ではアウトプットによって言語化能力も鍛えられると述べられている。言語化能力は、観察能力・自己分析能力であり、説明能力・論理的・思考力そのものである。言語化能力のトレーニングを行うことで、いざレストランの感想や意見を求められたときに、瞬時に思っていることを表現できる。結果、コミュニケーションが円滑になったり、面白い人という印象が得られるかもしれない。

カフェで作業する際は制限時間を設ける。

これは特に休日にカフェで作業するときに有効なことだ。休日のカフェに期限を設けるのは締め切り効果を活用するためである。制限時間がないとだらだら作業をすることになる。これでは高い集中力が発揮できず勿体無い。

もしくは日中に予定を入れのも制限時間を設けるのに有効だろう。
カフェで作業をした後に、ランニングをしたり筋トレの予定を入れると、休日にメリハリがつくかもしれない。

遊びのチャレンジをする

遊びのチャレンジは見聞を広げて話の引き出しを多く作るため。
現在は趣味において語れることがなく話の引き出しが少ない。よって会社の雑談の輪に入れないことが多々ある。雑談を通して会社の人と親睦を深めるためにも、ネタ造りとして新しい趣味にチャレンジしたいと感じた。

また新しいチャレンジをすると、自己成長を感じて自己肯定感を高めることができると本書では述べられている。新しいチャレンジには不安がつきものだが、乗り越えると達成感や自己成長がある。新しい自分と対面できたり、新しい仲間との出会いがあるかもしれない。困難を乗り越えると自信につながり、経験になり、自己成長に繋がる。

さらに遊びのチャレンジは人生を豊かにする目的でも有効だ。
本書では打ち込める趣味が見つからなければ、コンフォートゾーンの外にあると述べている。「少し怖いけどやってみよう」くらいの遊びにチャレンジすることで打ち込める趣味が見つかるかもしれない。

寝る前に3行ポジティブ日記を書く。

寝る前のポジティブ日記は、楽しい体験を日記にアウトプットして睡眠の質を高めるため。本書では睡眠前に仕事のことや嫌なことを思い出すと、交感神経が働いて睡眠の質が低下する恐れがあると述べている。1日の最後はポジティブなアウトプットをして、楽しい記憶のまま締めるのが望ましい。

人との誘いに積極的に乗る。

人との誘いに乗るのは、オキシトシンによる幸福を得るため。
本書では、人と会うことによってオキシトシンと呼ばれる幸福物資が分泌されると述べられている。休日に人と合わないと疎外感を感じることが多い。

人との誘いに乗るのは新しい世界を見て見聞を広めるためでもある。
遊びのチャレンジと関連するところだが、人との誘いに乗ると簡単にコンフォートゾーンの外に出ることができ「知らない世界」を体験できる。誘いにはYesと答えることは見聞を広めるのに有効な方法だろう。

30分の有酸素運動を挟む

運動を挟むのは集中力を発揮し続けるため。30分有酸素運動をすると、直後から集中力、記憶力、創造性、発想力、思考力作業記憶が高まる。言い換えると脳の疲労をリセットして、再びパフォーマンスを発揮できるということ。

朝の時間帯は作業に集中できて、夕方ごろから脳の疲れを感じることがある。運動を挟むことで疲れをリセットできるとなれば、それは生産性の革命だ。朝の集中できる時間を1日に2回体験できると、パフォーマンスも2倍になると言える。

さらに有酸素運動を30分行うとBDNFと呼ばれる、神経細胞を活性化、新生、維持する物質が脳内に分泌される。これは記憶力の改善や頭が良くなる物質として多くの本で紹介されているものだ。

運動を通して体力も増強できるので、仕事でも疲れずにバリバリ働くことができる。会社からの評価もアップし給与も増えるというポジティブループに入ることができるだろう。

筋トレを始める

筋トレを始めるのは、テトステロンによる効果を得るため。
本書では、筋トレをすると男性ホルモンの1種であるテストステロン値がアップし、目つきや顔立ちが精悍になるそうだ。

またテストステロン値が増えると対人関係にも前向きになれる。
会社の人と積極的にコミュニケーションを取るようになった結果、「人との繋がり」が増えてオキシトシンが分泌され、幸福を得やすくなる。

筋トレはセロトニンも活性化し、精神的に安定するする効果もある。
イライラせず怒りっぽくならないので、人間関係に余裕を持って対応できる。

さらに筋トレや有酸素運動をするとドーパミンも分泌される。ドーパミンは楽しいという気持ちにさせる物質だ。運動をすれば「爽やかだ」「ああ気持ちいい」「今日頑張ったな」「達成感がすごいな」という晴れやかな気持ちになれる。爽快感、幸福感、達成感、充実感に溢れて多幸感をもたらすため、筋トレや有酸素運動は最高の遊びかもしれない。

終わりに

上記では紹介していないが、「スマホを無目的で触らない」も取り入れようと感じた。なんとなくスマホを触るのはだいたい無目的であることが多い。無目的のまま時間を過ごすのは、時間を無駄にした感が強くなり自己肯定感が下がる。「スマホを無目的で触らない」という視点もぜひ日々の生活に取り入れたいと感じた。

この本は総じて家でスマホをいじる時間を減らそうと感じられる本だった。スマホでYoutubeを眺めているだけでは、自分の知っている世界が狭いままだ。人の誘いに乗ったり新しいチャレンジをすることで見聞を広め、夢中になれる趣味を持ったり、人と関係を深めていきたい。

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