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英語の勉強をもう一度始めようとしている話

はじめに

今回の記事は、ブログっぽいテイストで書いていく。技術的要素は一切なく、ただただ私の話。

最近、就活が終わって、少し時間に余裕ができた。
ので、英語の勉強を始めようとしている。

「英語が好きか?」
そう訊かれれば言葉に詰まる。

「英語は好きだった」あるいは「英語を読めなくなった」

そう答えるのが正解かもしれない。
本記事は、私が英語を好きになって、それから英語を読めなくなって、そして今、それを克服しようとしている、私の話だ。


英語が好きだったころの話

私が英語に初めて触れたのは5歳の時。
保育園に通っている友人の親の友人、つまり最早他人が英語教室を開くといって、一緒に通わせないかという話になり、私と友人は英語教室に通うことになった。

その英語教室は楽しかったが、私の家は貧乏で、英語教室に通わせ続けるだけの資金が無く、数か月ほどで辞めてしまった。

今の子は小学生のころから英語を習うらしいが、私が次に英語に触れたのは中学生の時だ。
昔の自分は記憶力だけは良く、文法も英単語もすぐに覚えた。

だから長文もすらすら読むことができたし、読書は昔から好きだったから英長文を読むのはとても楽しかった。

でもその楽しかったのはそこまで。
高校生以降は英語が怖くなった。

英語が読めなくなったきっかけ

英語が読めなくなったのは高校生の時。
理由はおそらく鬱になったから。

「おそらく」と付いているのは、病院で診断されたわけではなく、当時も今も「鬱だろうなぁ」と思うような症状があったから、「おそらく」鬱だろうという話である。

鬱になった原因だろうなぁと思っているもの自体は、それだけで記事一つ書けるボリュームなので置いておこう。
今回は、それによる弊害について話していく。

まず、文章が読めなくなった。
これは鬱の人に見られるものらしい。
「読めなくなった」というのは正確ではないかもしれない。文章を読んでも、目が滑る。脳が理解できない。そのように表現するのがいいのかもしれない。

日本語の文章も、英語の文章も理解できなくなった。

「元々文章をあまり読まない人間だったからじゃない?」と思われそうなので補足しておくと、私はいわゆる活字中毒と呼ばれる人間だった。
醤油のラベルから辞書まで何でも読むし、多い時は年に500冊ほど読んでいた。

そのような人間だった私が文章を読めなくなった。

日本語の文章は時間をかければ何とか理解できたが、英語の文章はそういかなかった。
英語の文章を読もうとすると、息が苦しくなった。
喉が締め付けられるような。海底に溺れるような。そんな感覚がずっと付きまとう。

それがいわゆる過呼吸だと気付いたのは、数年が経った頃の話だ。
私は、その息苦しさが来ても顔色一つ変えることなく、やり過ごすことができる。その程度の息苦しさだった。心因性のものだと気づいてはいたが、過呼吸だとは思わなかった。
過呼吸はもっと、立っていられなくなるくらい息ができなくなるものだと思っていた。

私は過呼吸が来る度に、教室の窓の外を眺めていた。空でも見ていれば、気持ちが落ち着くかなと思ったから。

そんな状態で英語の文章を読む勇気は、私には無かった。
だから、本当に必要最低限、できるところだけの勉強をして、それ以外はいつも空を見ていた記憶がある。

高校卒業から今まで

大学生になった。
気付けば、長い文章自体に苦手意識を持つようになっていた。日本語でも、英語でも。

それでも大学一年生のころは留学に行ったり、英語と仲良くなる努力はしていたが、無理だった。
やはり英語の長文は理解できなかったし、リスニングも苦手だった。

それに、英語を読むとあの空ばかり見ていた日々のことを思い出しそうで、嫌だった。早く忘れたかった。

だから、大学一年生の夏に3週間の留学に行ったきり、英語とはずっと疎遠になっていた。

そして、今からの話

修士一年になった。

最近になって、ようやく日本語の文章を読めるようになってきた。
それでもまだ活字中毒です、といえるほど読んでいないし、冊数だって、月に1冊読み切れるかどうかくらいなのだけど。
これでもずいぶん回復してきたと思う。

でもやっぱり、英語は苦手だ。
就活の試験で英語の科目があるたびにそう思った。

ただ、気づけば、空ばかり見ていた日々から5年が経つ。
3年間の高校時代よりも長い月日が経った。

だからそろそろ英語を読めるのではないか?

最近そう思った。
英単語も文法もすっかり忘れているけれど。

何より、素直に英語を勉強したいと思った。
最近Vtuberにハマったのだが、英語圏で活動している人を見て興味を持った。

だから英語を勉強しようと思う。
そのための一つの区切り、決意表明としてこの記事を書いた。きっと人に見られる方がやる気が出る。

次に英語関連の記事を書くときは、成長した自分を書くことができればいいなと思う。



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