見出し画像

柿「西村早生柿」

柿は、やさしい甘みと独特な色合いで古くから日本人に親しまれている果物です。昔話にも、「猿蟹合戦」で柿の木が物語に登場しますよね。

柿は果実だけでなく、皮や若葉も食用とされてきました。また、渋柿は防腐剤や防虫剤、染物や塗り物などに使われ、日本人の生活に欠かせない物でした。

品種は1,000種類以上にのぼるともいわれており、地域の名前がついた地方品種も多くあります。

「西村早生柿」の特徴

iOS の画像 (63)

実は硬く、熟すとゴマのような斑点が入ります。
不完全甘柿のため、タンニンの渋みを感じることも。

旬:8月下旬~

良品の見分け方(柿全般)

・果皮・果頂部にに褐変がないもの
・ヘタの変色や乾燥がないもの
・見た目の割に重さを感じるもの
・色が鮮やかなもの

保存法

・家庭での保存はポリ袋に入れて野菜室へ。
・柿はヘタで呼吸しているため、濡らしたティッシュをヘタにかぶせておくと熟度の進行を抑えることができる。ヘタを傷つけないように注意。

渋柿について
・市場に出回る渋柿の多くは、アルコール脱渋加工・炭酸ガス脱渋されている。その場合の保存期間は15~20℃で7~10日程度。
・ヘタが傷つくと上手に渋が抜けないので、傷つけたり、取り外さないように注意する

栄養・機能性

・タンニン:沈み成分。アルコールを分解する働きがある
・β-クリプトキサンチン:抗酸化作用
・カロテン
・ビタミンC
・カリウム

食べ方のアドバイス

・やわらかくなったら。そのまま冷凍してシャーベットにしてもおいしい
・ヨーグルトソースでフルーツサラダにするのもおすすめ