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新学期を迎える新人の先生たちへ

新学期まで一週間を切りました。新人の皆さんはどんな準備をされていますでしょうか。8つほどアドバイスを。


1.USBスティックは使わないか、中身を常に空に。

基本的にはクラウドに移行すべきです。USBスティックに入った個人情報ごと紛失すると、飲酒運転同様、懲戒処分があり得ます。

2.不平不満を記録する

理想と現実は大きく違うでしょう。そのときの、不平不満をパスワードをかけたエクセルに、日付と内容を記録しておきましょう。一年目のあなたには、その不平不満を解決する力はありません。が、力がついた時には不平不満を感じなくなっています。

力がついた時、記録を見て解決しましょう。

3.5年後、10年後になっていたいと思える憧れの先輩を見つける

職員室にいれば最高に幸せです。もし、いない場合には「明日の教室」などの研究会に参加するのもいいでしょう。また、書籍の中で発見してもいいでしょう。

書籍で発見したら、その先生の本を全部読んでしまいましょう。


4.万年筆を使い始める

教師はこの時代でも意外と手書きが多いものです。万年筆を使うと、字が綺麗になります。また、使い込んでいくと、ペン先が書きやすい自分だけの一本になります。


できれば、青系と赤系の2本。まずは、DAISOの白い万年筆からで十分です。


5.指導の記録を取る

これは、後々効いてきます。学級通信、教科通信を発行して結果的に記録を残すのもいいでしょう。また、エクセルに子供の気になった行動を日付とともに記録します。

しばらくすると、指導ためのデータベースになります。指導は記録からです。


6.訴訟保険に入る

自分から裁判なんてしようと思っていないでしょうが、民事裁判になった時、守ってくれる保険です。掛け捨てですが、とても心理的な負担は減ります。自動車の任意保険と同じです。大体年間で1万円ぐらいだったと思います。

まさかのときは全部やってくれます。


7.自分でやってみて困ったら


やってみて、ここがうまくいかないと言うことと、そのときのデータを持って、先輩に相談するのが一番です。何もしないで、わからないでは、アドバイスしにくいわけです。

考えて、やってみてから相談する。試行錯誤。これが大事です。

8.記念樹を植える

今年子供が生まれた方、今年新しい学校に入学する方、今年新社会人なる方、今年結婚した方。桜の木を植えませんか。記念樹として。

私は、子供の誕生で桜の木を、京都のある神社に植えました。毎年満開の頃に家族で見に行きます。

子供の成長を見守ってくれる桜があると言うものは、実に良いものです。満開の桜を見るたびに、幸せを感じます。

自分の就職の記念として、一本植えると言うのはいいものだと思います。初心を記憶してくれますし、成長もしてくれますし。

今ある桜は、誰かが未来の人たちの幸せのために植えたのだと思います。それで私たちは今それを愛でて幸せになっています。

自分の子供の記念のために植えた桜が、未来の誰かを幸せにすると言うのは、なかなかいいことだと思います。

あなたの記念のために植えた桜が、未来の人を幸せにするのも、またいいことだと思います。



体に気をつけて、笑顔で子供の前に1年間経ち続けることを目標にして、やっていってください。

大丈夫です。自分からなんとかしようとする先生は、なんとかなります。

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