【修正】FACTFULLNESSによる小さな世界での穏やかな過ごし方

・句読点が足りない。(、が適切でない。)
・一文での順番が適切でない。(〜〜から、が前にする。)
・詳細をもう少し正確に記す。
・結果を描くためには原因に少しは触れるべき。
・一文一文が長くなる箇所では少し流れが読みづらい。
・卑近な話を大真面目に語るにしてもテンポは重要。

FACTFULNESSは世界で100万部の大ベストセラーである。FACTFULNESSとは事実に基づく世界の見方と教えてくれる本である。読んでふむふむ、よかったよかったで終わるのは流石に単純すぎる。とはいえ、世界を良くし続けていくためにグローバルに自分も行動するのは、流石に行き過ぎである。どちらでもない私に何ができるかを今回考えたいと思う。この本を読んだ100万人の中で上に書いた両極端の感想を抱く人はほとんと存在せず、多くの人が私と同じようにその間に存在しているように思う。
 そこで改めて概要をまとめてみると、FACTFULNESSによって人生を心穏やかに過ごすことができ、そこから何をすべきかが見えてきて、それに時間と労力をかけるべきと書かれていると理解できた。さらにFACTFUNESSによって何をすべきかが段階的に書かれていた。
 1.事実に基づいて自分の周りの世界を見ること。
 2.そこからすべきことが見ること。
 3.すべきことを実施すること。
 今回はFACTFULNESSによって、私の周りの世界である家庭を良くし続けていけるかを検証する。そのため私個人の話を書いていくことになるが、FACTFULNESSを活用した身近な一例として見てもらいたい。そして結果少しでも読んでくれた方が私の話から学びを見つけてもらえると嬉しい。

 そもそもFACTFULNESSには謙虚さと好奇心が必要である。実は事実を見る前の必要な条件が存在する。私が条件を満たしていないと話を進めていけないため、そのことから書いていく。
 一つ目の謙虚さを書く。謙虚さは社会人になってから、再就職した年配の講師から学んだ。建築知識を得るための講習であったが、人間はいつになっても謙虚さが必要であるとそこで学ぶことができた。講師に合わせない受講生の批判か、高学歴者への嫉妬か、他の講師の悪口か、自分の講習のすばらしさの自画自賛か、どれを聞いてそれを思ったかは覚えていないが「この人みたいになってはいけない、人に必要なものは謙虚さだ」と思ったことを強烈に覚えている。いまだにそのことから謙虚さを忘れずに生きている。7年前の話である。
 二つ目の好奇心を書く。好奇心があるとは自分の行うことが増えることである。もう少し詳しく書くと、好奇心があるとその好奇心を満たすために調べたり、やってみたりとすることが増える。だが調べてみたい、やってみたいだけで何もしないで終わってしまう場合は好奇心が満たされることはないので、そもそもそこに好奇心は存在しなかったことになる。そのため、調べたりやってみたりと自分の行うことを増やすことが好奇心の存在を証明する。
 最近自分が情報発信をする際に、発信場所に残しておける文章にしておきたいと思うようになった。そのためにできることを調べ、PLANETSchoolというオンラインサロンを見つけ、自分がどこまで書けるのかやってみている。その結果、自分の文章にどのような赤入れがされるかを試すという探求行為をする私には好奇心はあると言える。ここまでで、FACTFULNESS発動条件の謙虚さと好奇心を私が持ち合わせていることが理解してもらえたと思う。

 ではFACTFULNESSによって私の家庭を良くしていこうと思う。ものすごく小さい話であるが、実家では箸を洗った後は容器に立てて乾かすのだが、手で持つ側を上にして乾かす。結婚して妻と同居するようになってから、口につける側を上にして箸を乾かすことがあることを知った。間違えているよと伝えようとした。片付けるときに食べる側を持ってしまうので汚くなってしまうよと。些細なことすぎるので伝え忘れてしまい、私はそのまま実家と同じ方法で箸を乾かし続けた。
 FACTFULNESSの第一段階として事実に基づいて自分の周りの世界を見る。箸の乾かし方は家庭で違いがある。データを調べているわけではないが、少なくともそれぞれのパターンでそれぞれの家庭が成り立っていると認識した。そこから第二段階、自分にすべきことを考えてみる。口をつける側が上を向けて箸を乾かすときのメリットを理解する。箸を乾かす場所自体は毎日洗っていないので、その場所の方が汚いと考えているではないかと想像した。第三段階として実行する。乾かす場所は確かに水垢で汚かった。そして納得した。箸を洗う前に乾かす場所を洗うか、箸を片付ける前には手を綺麗に洗うかのどちらかを選ぶ必要がわかり、私は心穏やかに過ごすことができる後者を選んだ。
 FACTFULNESSと聞くとデータをもとに検討すべきと思うが、今回そのデータがあって箸を持つ側を上にして乾かす家が多いかもしれない。そして、そのデータをもとに私が戦って勝ったとしても、私の家庭には焼け野原となった不毛の大地が広がっていた。事実に基づくだけでなく、自分の周りの世界を見ることが重要である。心穏やかに過ごせる世界を獲得するという目的を忘れてしまってはいけない。
私の家庭の食器水切りのさらに箸を乾かすところという、この世界を何十回もミクロ化した先にある場所でもFACTFULNESSを用いて世界を良くすることが証明できた。 その影響なのか世界が変わり、自分が働きかけていなくても、久しぶりに帰った実家では箸は口をつける側が上を向いて乾かされるようになっていた。

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