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「知床遊覧船の事故報道」で感じる事

知床遊覧船の事故で無くなられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。

この事故の報道を見て、「この桂田精一社長は、どういう社長なんだろうか・・・」と、すごく腹立たしく感じながらも、不思議な人だなぁと思う。

会見早々、土下座から始まるも、涙も見せず、回答の内容は置いておいて淡々と報道陣の質問に回答する態度・・・

どういう人なんだろう・・・。
どこまで神経が図太いのか・・・。
また、このお方、元従業員の告白から、嘘かホントかわかりませんが、
相当なケチと言うか、払うものも払わなかったらしい・・・。



日本の会社では、大企業、中小零細合わせて、約半数以上が赤字だという。
赤字なので、「税金」を払う必要がないのだとか。

それをわかって、経営者は高価なものを「経費」として購入し、わざと赤字決算にして、税金を免れる経営者が半数以上と聞く。

たまに見ますよね。大きな会社でもないのに、ベンツとかBMWとか高級車乗り回している人。あれ、「節税対策」という名目で「会社の経費」として買っているわけで、「自分の稼ぎ」で買っているわけではないという事・・・。社長だから自分の稼ぎなのかもしれないけど・・・。
二重でお金が使えるようなもんなのかな・・・。


従業員に払う「給料」も、会社にとっては「経費」の一部。
従業員には給料を払うわけだが、それは法律で定められた「最低賃金」以上の金額を払えば、事実上は問題はないのだとか。
その会社で働く人がいるのかどうかは別として。


それはつまり「日本の会社の社長」は、自分や自分の身内以外の人間、いわゆる「他人」には「カネ」を払いたくないのが実状なんだと思う。

法律で定められているから「しかたなく」払っているだけで、

これ、法律で定まっていなければ、誰も払わないんだと思う。


こういう感じの社長の代表格が、現在のこの桂田精一社長であり、日本の「会社」の約8割程度はこういう社長が占めているんだと思うと、悲しくなるし、サラリーマンでいること自体に、やはり不安を感じます。


「会社」は「社員」を守ってくれない。

というか、そもそも守る気はない。

今の会社でも、事故があった時の責任を免れるための書類ばかりを作らされて、現場作業の安全は二の次。・・・なんかおかしいよね。

うちの会社もそんな感じで、昔、死亡事故があって、課長級管理職に責任を全部押し付けて、自己都合で退職させられ、その課長級管理職の上司である部長さんは、どういうわけか「取締役」に昇進になっている・・・。

何だろうなぁ・・・すごい違和感。


「自分」や「自分の家族」を守っていくためには、やはり「自分」しかいないという事だなぁと感じました。

動かないと・・・。



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