ストレスがダイエットを阻害する!?

皆さんこんにちは! 

ポイント〇倍デーの日に、ポイントカードを忘れがち。パーソナルトレーナーの池田です!

なかなか落ちない体重…。ダイエットのための食事制限など、ダイエット中はなにかとストレスがかかってしまいます。頑張っているのに結果が出ずについドカ食いしてしまい、その後悔がまたストレスに…なんて悪循環に陥ってはいませんか?

ダイエットが思うようにいかないのは、その「ストレス」が原因かもしれません。極端な運動や食事制限など、我慢だらけのダイエットは、心とカラダに負担をかけるばかり。楽しく続けることこそが、ダイエット成功のカギなんです。

そこで今回は、ストレスとダイエットの関係性や、ストレスフリーなダイエット方法についてご紹介いたします。ぜひ参考してダイエットに役立ててみてください!

こちらの記事は、ダイエット専門パーソナルジム『TRAINER’S GYM(トレーナーズジム)』都立大学店にてパーソナルトレーニングをしております、池田達也がご案内致します。


〈目次〉
1.【ストレスとダイエット】
2.【ストレスを溜めないダイエット方法】
3.【ダイエット中のストレス解消方法】
4.【まとめ】



1.【ストレスとダイエット】


意外かもしれませんがストレスを受けることで、カラダがそれに反応しダイエットの妨げにも繋がります。それで痩せない原因を詳しく見てまいりましょう。


●基礎代謝の低下

ダイエットを成功させるには基礎代謝の向上がカギを握っています。基礎代謝とは、「生命活動を維持するために生体で自動的に行われている活動における必要最低限のエネルギー」

簡単にまとめると1日中ゴロゴロしていても勝手に消費してくれるカロリーのことをいい、1日の大半の消費カロリーは基礎代謝が締めています。

基礎代謝の低下がおこるメカニズムとして、ストレスを受けると交感神経が刺激され血管が収縮されるので、血流の悪化を招いてしまいます。血流が悪くなると、全身に必要な栄養や新鮮な酸素を届けることができなくなり、様々な臓器の機能低下を引き起こし、この影響により基礎代謝が低下してしまうのです。


●ホルモンバランスの乱れ

ストレスはホルモンバランスの乱れにも繋がり、体にとって良いことはないのでストレスの少ないダイエットをすることが大切です。

ストレス太りで原因の一つとして「コルチゾール」というホルモンが大きく関係しています。このコルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一種で、心身がストレスを受けると、急激に分泌量が増えるのです。

ストレスを感じると分泌されることから別名「ストレスホルモン」とも呼ばれています。このホルモンが分泌されるとインスリンが過剰に分泌されるようになります。インスリンは血液中の中性脂肪を細胞に取り込む働きがあり、必要以上に分泌されることで体脂肪を増やす原因となってしまうのです。

また、コルチゾールは筋肉を分解してエネルギーを作り出す役割があります。つまり、コルチゾールの過剰分泌は筋分解を促進させ、基礎代謝を低下させる原因ともなってしまうのです。


2.【ストレスを溜めないダイエット方法】


ただでさえストレスが溜まるダイエット。少しでもストレスフリーに行いたいですよね!それではストレスを溜めこまないダイエットのポイントをいくつかご紹介いたします!


●過度な運動、食事制限を行わない

過度な運動や食事制限はストレスの原因になるだけでなく、長くは続きません。また、リバウンドの原因にもなってしまいます。

ダイエット中の食事で大事なのは食べる量やバランスです。食べる量としては、1日の摂取カロリーが消費カロリーを超えないようにして、しっかりマイナスカロリーを作ってあげることが重要となります。

食事のバランスとしては、高タンパク質・低脂質・中炭水化物を意識しましょう。この中で一番太りにくいのはタンパク質。逆に太りやすいのは脂質です。そのため、タンパク質を増やして脂質を減らすだけでも、太りにくい食事になります。

最近では「糖質制限ダイエット」が流行り、炭水化物は太りやすいと思われがちですが、体を動かすエネルギーになるので、極端に減らす必要はありません。特に運動前後は、糖質がエネルギーとして使われやすくなるため、糖質を食べても太りにくいタイミングとなります。また、糖質の種類としては玄米や大麦、さつまいもなど、食物繊維が豊富なものを選ぶようにしましょう。


●体重計よりも見た目を重視!

毎朝体重計の前で一喜一憂していませんか?ダイエットで1番重要なことは、体重が減ることではなく、見た目が美しくなることです。

体重の数値に囚われすぎてしまうと、減らなかった時はストレスの原因となるだけでなく、体重を減らすことが目標になってしまうと、筋肉を落としてだらしないカラダになってしまうかもしれません。

見た目が美しくなってこそダイエット成功といえるでしょう。もし体重が増えたとしても、それは筋肉がついてメリハリのあるカラダに近づいたということかもしれません。体重の数値だけでなく鏡で自分の体をチェックすることも重要です。


● 甘いものも食べながらストレスフリーに!

ダイエットをしていると甘いものが食べたくなることもありますよね。でも、今はダイエット中だから…。といって我慢に我慢を重ね、ある日食欲が大爆発。過度な我慢はドカ食いに繋がりかねません。

ダイエット中でも、きちんと選べば甘いものも食べてOKです。ダイエット中に食べるなら、脂質の少ない和菓子や、食物繊維が豊富なフルーツがおすすめ。


3.【ダイエット中のストレス解消方法】



●食事回数を増やす

1日の摂取カロリーはそのままで食事を分割してみましょう。そうすることで血糖値が安定するので空腹のストレスを和らげることが出来るだけでなく、脂肪の蓄積を防ぐ効果もあります。


●睡眠の質を上げる

睡眠の質を上げることで、脂肪の燃焼を促進する「成長ホルモン」や食欲を抑える「レプチン」が多く分泌されます。そのため食欲からくるイライラなどのストレス緩和に繋がることでしょう。逆に睡眠を疎かにしてしまうと食欲が増進する「グレリン」が大量に分泌され、過食の原因となるため注意。


●適度な運動

筋トレなどの運動をすることで「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されます。このセロトニンには、ストレスを解消する効果があるだけでなく、精神を安定させたり気分を上げたりしてくれるのです。別名「幸せホルモン」とも呼ばれています。

また、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動も自律神経のバランスを整えストレス解消に効果的です。脂肪燃焼効果もあるため一石二鳥!


●チートデイを設ける

チートデイとはダイエットで停滞に陥った時に用いるテクニックの一つです。体は飢餓状態が続くと代謝を下げて生命を維持しようと働きかけます。そのため7~14日を目安に1回たくさん食べる日をつくることで体を騙して上げるのです。そうすると脳が飢餓だとは思わなくなって、再び体重が減り始めます。停滞期も抜け出せる上に、カロリーを気にしないで食べられるのでストレスはだいぶ軽減できることでしょう。


4.【まとめ】


今回は、ストレスとダイエットの関係性や、ストレスフリーなダイエット方法についてご紹介いたしました。下記にまとめます。

・ストレスはダイエットを阻害する
・大切なのは見た目。体重の数値ばかり気にしない
・過度な食事制限、運動はNG
・甘いものやチートデイで適度に息抜きを!

いかがでしょうか。

ダイエットは長期戦となるため、ストレスと向き合うことも大切なことです。ストレス解消しながらイライラを抑え、ダイエットを頑張って参りましょう!

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