ダイエット最強食材"鶏胸肉を徹底解説

皆さんこんにちは! 

串団子の4つ目も縦で食べる。
パーソナルトレーナーの池田です!

ダイエットというと鶏のささみを思い浮かべる方も多いかと思いますが、鶏胸肉も脂肪が少なく、低カロリーでタンパク質が多いため、ダイエットには大変おすすめです。胸肉は蒸したり焼いたりなどいろんな調理法が可能なのでアレンジもしやすく飽きずにダイエットが続けられます。

また、鶏胸肉は低カロリーでヘルシーなだけでなく様々な栄養素が含まれており、お財布にも優しいのは嬉しい点です笑

今回は胸肉に含まれる栄養素やダイエットに向いている理由、そして美味しく食べる方法など、鶏胸肉を徹底解説して参りますので少しでも参考になれば幸いです!

こちらの記事は、ダイエット専門パーソナルジム『TRAINER’S GYM(トレーナーズジム)』都立大学店にてパーソナルトレーニングをしております、池田達也がご案内致します。

〈目次〉
1.【胸肉がダイエットに向いてる理由】
2.【胸肉に含まれる栄養素】
3.【胸肉をしっとり美味しく食べるには?】
4.【まとめ】

1.【胸肉がダイエットに向いてる理由】


冒頭でも触れたように胸肉は低脂質で非常にヘルシーです。皮をはいだ鶏胸肉100gあたりのカロリーは108kcalで、たんぱく質 22.3g 脂質 1.5g 炭水化物 0gとなり非常に多くのタンパク質を含んでおります。みんな大好き豚バラ肉と比較してみると、豚バラ肉 100gあたりのカロリーは386kcalで、たんぱく質 14.2g 脂質 34.6g 炭水化物 0.1gとなります。驚いたことに、同じ重さでカロリーが3倍以上違います。つまり、同じカロリーなら鶏胸肉の方が3倍の量を食べられるということです。逆に豚バラ肉を鶏胸肉と同じ量食べると3倍以上のカロリーを摂ってしまうことになるともいえます。

ここで注意すべきは「鶏胸肉の皮は剥ぐ」という点です。もし鶏胸肉の皮を剥がなかった場合のカロリーを確認してみましょう。皮付きの鶏胸肉100gあたりのカロリーは191kcalで、たんぱく質 19.5g 脂質11.6g 炭水化物 0gとなります。なんと倍近くカロリーが高くなってしまうのです。ダイエットをされる方が鶏胸肉を食べる時は皮は剥いで食べることをおすすめします。

また、調理法や食べ過ぎにも注意が必要です。揚げ物や炒めものは油を多く使いやすいので、蒸す、ゆでるなどの調理方法を選択しましょう。もし炒め物をするときは、テフロン加工のフライパンを使用すると油を多く使用せずに調理することができます。そしていくらヘルシーだからといって食べ過ぎてしまうと、余ったエネルギーは、脂肪として蓄えてしまいます。鶏胸肉を食べる際は、厚みや大きさも指を除く手のひら分を目安に食事に取り入れてみてください。

2.【胸肉に含まれる栄養素】


低カロリーでヘルシーなことで知られている鶏むね肉ですが、実はヘルシーなだけでなく、ビタミンなどの重要な栄養素を多く含んでいるのです。今回はそのうちの3つの成分をご紹介いたします!

●タンパク質

鶏むね肉に豊富に含まれている栄養素です。三大栄養素のひとつであるたんぱく質は、健康な髪や爪、肌などの形成に欠かすことの出来ない栄養素で、さらに筋肉量や免疫力アップにも効果的です。 脂質が少なく、炭水化物もほぼ含まない鶏むね肉は、効率よくたんぱく質を取り入れたい方にもぴったりの食材です。


●ビタミンB6

ビタミンB6は、免疫細胞の強化や赤血球の形成に欠かせない栄養素です。また、身体の栄養素をエネルギーや細胞に変換する働きもあります。そのため、ビタミンB6が不足すると貧血や体の不調、肌荒れなど、さまざまな細胞に影響を及ぼします。 水溶性ビタミンのため、一度に大量摂取するのではなく、毎日少しずつ、継続して摂取していくことが大切です。


●イミダゾールペプチド

鶏むね肉100gあたり、1200mgものイミダゾールジペプチドが含まれています。イミダゾールジペプチドは、筋肉を守る成分で、疲労の軽減に働きかける抗疲労作用もあります。加熱に強いことから、調理した鶏むね肉で積極的に摂取していきたいですね。

3.【胸肉をしっとり美味しく食べるには?】


●片栗粉をまぶす

下味をつけたら、片栗粉をまぶして焼くと口当たりがしっとりします。さらに、調味料が絡みやすくなります。なぜ、片栗粉をまぶすことで胸肉がしっとり美味しくなるかというと、片栗粉に保水効果があるため。食材の表面を覆って水分量を保ってくれるためです。

片栗粉の膜が剥がれやすいので、あまりさわらずに焼くことがポイントとなります!


●塩麹につける

発酵食品である塩麹。塩麹に含まれる酵素が肉を柔らかくしてくれます。また、塩麹で漬け込むとうま味が加わるため、下味付けにもなるのでそのまま調理できて便利です。


●繊維を立つように切る

肉がかたくなってしまうのは、加熱などの調理過程で繊維が収縮するためです。これを防ぐために肉を叩いたり、調味料に漬けたりすることで肉の繊維を破壊し、柔らかくしているのです。そのため同じ要領で繊維を短く切ってしまえば、肉が縮んでかたく締まるのを防げるということになります。

鶏むね肉をよく観察観察してみると繊維の方向が分かるでしょう。鶏むね肉の繊維は一方向に流れていないため注意しましょう。繊維に対して直角に包丁を入れ、繊維を断つような方向に切ることで胸肉を柔らかくすることができます。

また、最近では低音調理器を用いる事でしっとり美味しく食べることもできるので、ぜひ活用してみてください!


4.【まとめ】

今回は、胸肉に含まれる栄養素やダイエットに向いている理由、そして美味しく食べる方法をご紹介いたしました。下記にまとめます。

・胸肉はヘルシーで高タンパク
・疲労回復効果やビタミンも豊富
・食べ過ぎ、調理法には注意
・塩麹や重曹につける事でしっとり美味しく食べられる

いかがでしょうか。

胸肉はヘルシーなだけでなく、タンパク質が豊富だったり、ビタミンが豊富だったりとダイエットに嬉しいことだらけでしたね。それに疲労回復効果まで!さっそく胸肉が食べたくて仕方なくなって来たのではないでしょうか。

胸肉をうまく活用してダイエットを円滑に進めて参りましょう!

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