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結局"革命"は必要って話

改革で一旦心を鎮めて、冷静に冷静に時が立ち状況が変わった。時が経つことによっても状況は変わる。
我が家の場合は、寝床の話だ。

ベビーベッドに寝ている子が成長し手狭になってきた。さらにレンタルのベビーベッドなのでちょうど満期になり返却の日が迫りつつある。延長して先延ばしにすることもできるが、どうせ近々卒業せねばならない。

現在母である私(布団)とリビングで寝ている。
寝室は別にあり、一人暮らしの頃から使っているパートナーと私それぞれのシングルベッドが二つある。まったく種類の違うベッドなので高さやらサイズが違う。その上で子も寝かせるのはむずかしい。

となると、ベッドを手離して床で寝るか、ベッドを手離して3人で寝られるベッドを考えるか、ということになる。

ここでポイントは、革命は一気に起こさずに一手ずつ詰めていくこと、だ。

・寝室で3人で寝たいなら、どちらにせよベッドは手放す必要がある
・リビングで寝起きするのをやめたい(光や音による寝づらさ、昼間布団がじゃまなど)
・ずっと同じ場所で過ごすストレス、夏の夜のエアコン電気代がふた部屋になりかさむ
・私としか子が寝られなくなってしまっている

これらのことから、気持ち的には一気に"最終形態"の『寝室で新しいベッドで3人寝る!』までやらねば、という炎が燃え上がってしまう。

でも私は学んだ。小さく始めて様子を見ながら都度選択していく手法を!
初めに最終形態までの道のりの決断を全てすることはとてもじゃないが情報が少なく労力が凄まじい。だから、小さく小さく、自分で決められるところだけ、実行しながら進めるのだ。

まず、⓪ベビーベッドは延長せず返却する。
ここが起点となる。

そして①ベビーベッドが置いてあったスペース(リビングの床)で一旦は寝てもらう。

いきなり寝室に行こうとしないことがミソ。それをやろうとすると最終形態まで跳ばなければならない。

②私のベッドを手離す。
つまり一つだけ。一つベッドが減るだけでとりあえず私と子が寝る床のスペースができるのでそこで布団敷いてねる。

ベッドを手離したら、扉の前に柵を付けたり、床に置いている棚などを整理して子がどれだけ転がっても大丈夫なようにセッティングしたりする必要はある。

でもこれで一旦は『寝室で3人寝る』の部分を攻略できる。(環境変化で夜泣きにならないことを祈るばかりではあるが…。)

この先は、そこからまた考える。この先については現時点で決めるにはあまりに情報がなさすぎるのだ。そこまでいってからようやく検討ができる内容だ。だから、今は手をつけない。

特に不自由がなければそのままになるかもしれないし、床で3人で寝ようとなればもう一つのベッドも手離すだろうし、手離してやっぱりベッドがいいとなればそこでみんな寝られる形のベッドとレイアウトを検討するだろう。

そして、検討できる状態に持っていって初めて、今も子が生まれる前と変わらず(嫌味じゃないです)ベッドで寝ているパートナーを巻き込むことができると考えている。革命の動機をいくら伝えても立場が違うからなんとなくしか伝わっていない。説得や対話を続けても想像の話でしかなく具体的な形にならない。仕事でもよくあることだ。

だから、今回で言えば自分のベッドを手離すという"自分で決められる権限のあること"で、寝室で3人で寝るという"次の検討ポイントを明確にして情報を集められる状態まで持っていくこと"が重要なのではないだろうか。

プロトタイプをいち早く作って実際にものをみせることが、相手の意思決定を早めるという鉄則を思いだした。
よくもまぁこんな題材でこれだけ書けたもんだな。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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