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少し手はかかるけど、自宅に生花を飾ることの効果

自宅に生花を飾ることの効果ってどんなものがあるでしょう。
私は以下のように感じています。

・空間が華やぐ
・植物(生き物)に直接触れることで癒される
・エネルギーを感じる
・お世話する(ケアする)ことが楽しい
・前日(数時間前)からの成長を感じて小さな喜びを感じる

日本にいる時ならば

・四季を感じる

ということもありました。

一つ目の効果「空間が華やぐ」は造花を飾ることでも得ることができますが
それ以外は「生の」お花出なければ感じることができません。

インドネシアに住み始めた時、借りたアパートは家具インテリアが備え付けだったため、部屋に何ヶ所か花瓶があり、造花が入れられていました。
最初のうちは「お水も交換しなくていいし、ここは年中暑い。見た目は華やかだし、何だかこれでも全然いいじゃない」と思っていましたが、生活が落ち着き始めると物足りなさを感じるようになりました。

造花を全部引っこ抜いて、インドネシアで初めてお花屋さんを探すことに。

Googleマップにインドネシア語で『toko bunga』(花屋さん)と入力して近所に見つけたところに行ってみることにしました。

お店の前に着いてみると、ショーウィンドウには色とりどりの花たち!
期待できそうだなとワクワクしながら入ってみると、あら、全く香りがしない。お店の人に尋ねてみると、全部造花で生花は取り扱っていないということでした。残念!

次に行ってみたお店では生花も置いてありましたが(ちょっとしんなりしていた…)、全体の3割ほど。
大半が造花でした。

こちらでも店員さんに話を伺ってみると
「インドネシアは暑いから生花を飾っても長持しない。フェイクフラワーの方が主流だよ〜」とのこと。

これはちゃんと買える場所を知らないと、手に入らなそうだなと思い
ローカルの友人やドライバーさんに聞いて、いくつか状態のいい生花を扱っている場所を知ることができました。

久しぶりにフレッシュなお花をお部屋に飾ってみると、なんと癒されること!
顔を近づけるとほんのり香りを感じられ、朝起きてみると昨日まで蕾だったのが少しずつ膨らんできて、夕方くらいには咲いていたり。
やはり造花にはない良さがあります。

しかしこの癒しのためには少しの手間も必要。
毎朝花瓶の水を換え、枯れた葉や花は取り除き、元気がなくなってきたら水を入れたボウルの中で短く切り、小さな花瓶へ。

でもこの過程で花に触れる時、またこの植物からのエネルギーを感じることができます。
ゆったりとお世話をするこの時間も、私は好きです。

やはりこの暑さの中だと、どんなに手をかけても1週間から10日ほどで枯れてはしまいますが、最後までケアすることを楽しんでいます。


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