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思い立ってから15分で法人を設立した話

ふと思いったって、日本法人ではなく、エストニア法人を設立した。

エストニアは日本の9分の1くらいの大きさの小さな国だ。
結婚・離婚・不動産取引以外のすべての行政手続きがオンラインで完結する電子国家として有名な国なので、ご存知の方もいるかもしれない。

エストニアには e-Residency という制度があり、エストニアに住んでいない外国人でもエストニアの電子国民になることができる。電子国民になることで、エストニア内で法人設立できるようになったり、EU内に口座開設できたり、電子署名を行えたりと、エストニアの電子化された行政手続きの一端にふれることができる。
あくまで一端なので、例えば電子投票やビザ取得はできないが…。

e-Residency は日本からでもオンラインで簡単に申請できるため、わたしは法人設立を視野にいれているわけではなかったが、単なる好奇心から申請していた。

なにをしたいわけでもなく申請したため、e-Residency のカードをエストニア大使館に受け取りに行ったきり、半年以上そのままになっていた。

先日、置きっぱなしになっていたカードをみつけて、せっかくだから会社を設立しておくかくらいの軽い気持ちで、エストニア法人を設立することにした。

エストニア法人を設立するメリットは?

まず、EU市場にアクセスできる会社を簡単に設立できるというのは、エストニア法人の大きなメリットのひとつだ。

また、直接EU市場に紐付かなくても、エストニアは国をあげてノマドワーカーを推進しているため、アプリ開発者やブロガー、アフィリエイターなど、土地に縛られないビジネスをしている方にとってもよいかもしれない。

ただし、エストニア法人としてお金を受け取る際に、ユーロで受け取らないといけないため、自分の使っているプラットフォームが、収益をユーロで送金にしてくれるかは確認したほうがよい。

税金面でもメリットがあり、法人税が日本に比べるとすごく安い!!
エストニアの法人税は一律20%で、利益を配当として支払うときのみ課税される。つまり内部留保をしている限りは課税されないのだ。

(とはいえ、日本とエストニア間に結ばれた租税条約が2019年から有効になっているので、租税回避目的で会社設立はダメ。)

15分でできる!エストニア法人設立

エストニア法人を設立するためには、エストニア国内の住所と政府からの連絡を受けるコンタクトパーソンを用意してくれる、ビジネスサービスプロバイダーと契約する必要がある。

エストニアの政府が推薦するおすすめのビジネスプロバイダーは以下にまとめられている。

わたしは、SetGo という日本語と英語でサポートしてくれるビジネスサービスプロバイダーにお願いすることにした。日本をベースにしたビジネスサービスプロバイダーだったら、きっと日本の税制にも詳しいだろうという目論見もある。

e-Residency のカードをつないで、SetGo にログインして、会社の名前や事業領域、資本金、創業者・役員を入力し、手数料を払えば会社が設立できる!

(はやい〜)(まじで適当に会社名決めちゃった〜)

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最低資本金は2500ユーロとなっているが、最長10年間の待機期間があるため、ひとまず資本金なしでも登記できる。創業者だけの会社なら、会社名と事業領域を決めて、手数料を支払うだけ。

SetGo のコストはこんな感じ。

設立コスト: 250ユーロ(約3万円)
月々のコスト: 25ユーロ(約3000円)

日本語サポート付きだと、以下の金額になる。

設立コスト: 350ユーロ(約4万2000円)
月々のコスト: 35ユーロ(約4200円)

初年度はいろいろあるだろうし、まずは日本語サポート込みで契約した。

で、エストニア法人設立してどーするの?

すみません、まじでノリで設立したので、会社でやりたい事業の中身はからっぽ……。
正直なところ、社長の肩書を手に入れるためだけに会社設立した人と同じような状態になっている。

今は銀行設立したり、ちょこちょこ書いているブログなどの収益を会社の収益として計上できないかと、エストニア法人というものをちょっとずつ勉強しているところだ。

メモがてら、続報をブログにまとめていくつもりなので、今後ともよろしくおねがいします。

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ソフトウェアエンジニア、ときどきタレントです。テクノロジーとガジェットとカレーが好き。

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コメント (1)
ゴールデン街のキャロットで働いてる子が確か、エストニアの大統領呼んでイベントしてましたよね。
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