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趣味を続ける中での価値観の変遷

この記事がおすすめな人
・僕を知っている人

この記事でわかること
・おじさんの半生分の反省文なので期待しないでください

要約↓
この記事は、ヒューマンビートボックスを趣味とする僕が、その半生を振り返る内容です。

2010年、中学3年生の時に友人の影響でヒューマンビートボックスを始めました。
当初はただの暇つぶしであり、特に熱心に取り組んでいたわけではありませんでした。
しかし、高校生になってSNSを通じてビートボックスの大会に参加したことで、趣味への見方が一変しました。
初めてオフラインの大会に出場し、その場で体験したドラマや人との繋がり、そしてバトルでの敗北から、ビートボックスに強く惹かれるようになりました。

その後、筆者は毎日ビートボックスに没頭し、技術を磨くことに熱心に取り組むようになりました。
特に、先輩たちからの影響を受け、交流を通じてスキルだけでなく、人間としても成長していきました。
当時の価値観はバトルで結果を出すことが全てであり、その結果が日々の努力に対する報酬となっていました。

年月が経ち、ビートボックスへの情熱は変わらないものの、バトルでの勝敗に対するこだわりは薄れ、むしろ趣味を通じて得られる人間関係の心地よさや信頼関係を大切にするようになりました。
現在では、先輩たちとの関係が後輩との関係に移行しつつありますが、その中で自身が後輩を支える存在として新たな価値観を見出しています。
今後もビートボックスを続け、時折バトルにも参加しながら、自分らしく生きていきたいという思いを持ち続けています。


ヒューマンビートボックスという趣味

僕には口から音を出すヒューマンビートボックスという趣味があります。
振り返れば人生の半分近くをこの趣味と歩んできました。
始めたのは2010年、中学3年生の春です。
かるーくスクラッチやドラムの音ができる、ハモネプ好きの友人に影響されて自分も始めました。

この趣味を始めた時の背景

当時の状況としては、いくつかある趣味のただ一つという感覚です。
その当時特に頑張ったことはありません。
毎日をただ消化していたとも思えます。
当時は部活も勉強もそこそこ、テキトーにこなしていた状況でした。
もっぱら1人でも友人とでもPSPでモンハンをしていた気がします。
ヒューマンビートボックスも始めてから最初の一年は特に強い思い入れがある趣味でもなく
暇つぶしの口遊びとして付き合っていたと思います。

この趣味にハマったきっかけ

オフラインの大会(バトル)に参加して、繰り広げられるドラマや音の迫力、人との繋がりに魅了されてから人生が変わりました。

経緯としては、高校生になりガラケーを持ち始めSNS(当時はGREE)を始めました。
コミュニティ、という機能があったはずなのですが
趣味の一つとしてビートボックスのコミュニティに参加し、一旦通る流れ通りに自己紹介書き込みました。
しばらくして、コミュニティを通じて大会参加のお誘いをいただきました。
内容は、名古屋でビートボックスバトルがありまだ参加者枠に余裕がある、といったものです。
この大会こそが初回BBBNでした。

また、この時お誘いいただいたのがBBBNの主催の方だったのですが
大学卒業後にこの人(恩人)のもとで会社員として働いています。
ご縁でした。

話がそれましたが、
当時人間から出る音に殴られ、今までの学校生活では無かった心の底から安心できる人間関係と
初バトルでぜんっぜん結果を出せなかった悔しさから
ビートボックスにどはまりしてしまいました。
今思い返せば、
怠惰な日常のすぐそばに、本気の熱量でぶつかれる趣味を見つけてしまった感動がありましたね。

修行の毎日

ビートボックスバトルに参加してからは
とにかく毎日がビートボックス一色になりました。
今までの生活の反動も大いにあったと思います。
家族のサポートも非常に大きく、当時の世間的には親としてなかなかに受け入れられない趣味だったとは思います。

細かい修行の毎日については、正確には書かない方が良いこともあるので書きませんが、
初回BBBN主催の方とその周りの先輩方にちょっとでも近づけるよう
物理的な距離・時間をなるべく近づけて実際の音と話を聞いて吸収しまくったつもりです。
部活も人付き合いもろくにやっていない世間知らずの高校生にビートボックスのスキルを伝える以上の存在として付き合ってくれていたのは
ひとえに先輩方たちの人柄のおかげだと思います。

バトルで結果を残せるか否かの価値観

当時は、目先のバトルで勝つか・負けるかが全てでした。
その先にある目標は特にありませんでしたが、とにかく最初から最後まで自分自身で作り上げたものを表現して、そこに結果がついてくるのが面白かったです。
よくよく考えれば部活や勉強もそれに近かったかもしれませんが
独学+信頼できる先輩方からの教えがあったからこそ成り立っていました。
毎日を趣味に向き合って生きていくと、日毎にわかることが増えていくのも面白かったですね。

あと、バトルは他人との戦いに思えて、
意外と自分との戦いです。
なんなら消耗戦です。
これは脈絡こそないものの伝えたいことではありますね。
受け取り方は自由で良いです。

趣味を通じた人間関係の心地よさ

共通の趣味を通して知り合えた人たちとの交流は、僕の人生を少しだけ?真人間に戻してくれました。
とても居心地が良いものでした。

学校生活ではろくにできていなかった人間関係も、趣味を通じて関わる人たちとの間で少しずつ時間をかけてですが磨かれていったように思います。
気づけば、年齢や土地に関係なく多くの信頼できる人たちが周りにはいてくれました。
このころは人間関係に強く惹かれていました。
続ける・バトルへ参加する理由が「みんなに会いたいから」という感覚です。
バトル当日は、「結果を出したいから」という気持ちもありましたが、
結果を出せばよりたくさんの人と繋がれそうとも思っていたと感じます。

信頼できる人間関係は今まで続く価値観

時は過ぎ(10年近くタイムスリップして現在まで飛びます)、
正直自分のビートボックスが上手いか、下手かとか割とどうでも良くなってきました🙆‍♂️
もちろん、ある程度満足できる結果を出せたからということでもあります。
また、上を見ればキリがないとも悟ったと思います。
がんばった、ワシ。。。

そして、人間関係にも変化が訪れます。
先輩方がどんどんいなくなって、関係性があるのが後輩ばかりになってきました。
これは良いこと・普通のことでもあると思うので特に思うことはありません。

もともと周りに先輩しかいない環境でビートボックスをしていたので
先輩大好き人間な自分ですが
後輩大好き人間であるとも気付きました。
心の底からこれが一方的な愛でないことを願います。。。
全後輩好き先輩の悩みなんですかね?これは笑

まあ書いている文章的に、
自分のそばに趣味を通じた安心できる空間があることが僕にとっての処方箋でもあり続けていることはおわかりでしょう、、、
年の上下は変われど、いつも良くしてくれている人たちには愛を贈りたいです🫶

まとめ

自分がビートボクサーとして成長するなかで
それ以上に人としての成長がありました。
(まだまだ未熟者ですが、元が下の下なので、、、笑)

熱量を持って過ごす日々には
同じように熱量を持つ周りの方がいました。
そんな方たちとは心通じることが多いと言いますか、とにかく居心地が良いのです。

その中で少なからず磨かれた自分自身も確かにいて
そろそろまた新しい価値観と出会うフェーズにいる気がします。
何かはわかりませんが、、、

あ!宣伝臭くなりますが、
2021年からHPを構えて本格始動したビートボックスのレッスンも
「とにかく安心できる場所を作る」ということにフォーカスしています。
本当に合う人だけがレッスンを受けていただければ別に良いのですが、
生徒さんたちからは有り難くそのあたり好評と思ってもらえていると捉えています。

はい、宣伝終わり!

最後に言わなければいけないのは、
これからもビートボックスは続けているし
気まぐれでバトルに出るし
ということですね!

どこまでいっても、半生を共にしたビートボックスがそばにあると
自分らしくいれます。
ラクです。

はい、書いてスッキリしたのでおわり〜

P.S.
この歳になると叱ってくれる人が少なくなりますね。
怖いことです。
僕はといえば、後輩たちが結構ズバズバ言ってくれるので助かっています🙇‍♂️
怖いことです。
いつもありがとう

↓この文章よりは真面目に書いた、
僕の考え方の底にあるものについてです。
暇つぶしにみてね

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