見出し画像

決断と覚悟が生まれた/NZワーホリ🇳🇿【1週目・オークランド編】

 どうも2023年6月26日よりニュージーランドにワーキングホリデーに来ています、のすけです。

 フィリピン留学に続き、ニュージーランドのワーキングホリデーでも、可能な限り発信を続けていきたく、週ごとにnoteで発信を行なっていきたいと思います。

 発信内容は、その週に起こったことであったり、感じたことや、考えたことを、自分を応援してくれたり、NZで暮らしているのすけを知りたいと思ってくれている方々に向けて、届けるイメージで書いていきます。発信と言いつつ、個人的には内省の意味もあるので、そのままの飾らない、ありのままの思いを、なるべくそのまま伝えられたら良いなと思います。

オークランド編

遂に来た。
遂に来てしまった、ニュージーランド。
オークランドの空港に着いて、ニヤけた。

だがしかし、入国審査が長蛇の列でなかなか外に出られない。
元々、空港でSIMを契約して、現金も換金してって予定だったが、もうバスに乗る時間。
外は雨。寒いな、と一瞬感じたものの、バス停の場所を探すのに必死だった。
本来SIMが入っていれば、空港の外でも探せたが、まだインターネットが使えない。空港の中のWi-Fiを頼りに、バス停を検索する。
最後はよくわからず、重たい荷物を運びながら、必死に他のバスの運転手に、乗る予定のバスのバス停を聞き出す。
バス停まで行くと、その後すぐにバスが来た。
予約していたバスのメールの画面を見せ、荷物をトランクに乗せて、乗車。
ふうううううううう。
一旦、一つ目のミッションが達成された。

こんな感じの始まりだった。
バスの座席に座ると一気に、力が抜ける。
SIMもないから、携帯も触れず、ただただ窓の外を覗きながら、バスに揺られた。

良かったと思ったと同時に、すぐにこれからが始まるなあ〜と思った。
どんな出会いがあって、どんなところに住んで、どんな一年になるのかな。
帰ってきてからは大丈夫かな。
俺はどんな変化があるのかな。
帰りのチケットを持っていないという不思議な感覚と、
働くという初めての経験をする、未知すぎる未来に、
浮き足立って、ふわふわとただバスに揺られ続けた。

オークランドの中心地に到着。
スカイタワーがある。車が走っている。バスがある。
ヨーロッパのような現代風な建物や、外国人。
一気に海外に来た実感があった。

オークランドには、4泊。
「LyLo Auckland」というゲストハウスに宿泊した。
外見はおしゃれで、チェックインもチェックアウトもタブレットでできる。
宿泊部屋もたくさんあって、東南アジアとは違う大きな規模の宿泊施設だった。
部屋は、ドミトリータイプで8人の宿泊者と同部屋だったが、ベッドに仕切りが付いていてカプセルホテルのような作りだった。
温かいお湯の出るシャワーでトイレも綺麗で、キッチンも使えた。
Wi-Fiも快適であり、街へも10分ほど歩けば行ける立地。
今思えば快適でしかない場所だった。

とりあえずやったこと

快適な宿を確保したことを確認した後には、やらないといけないことがいくつかあった。
この段落は、NZにワーホリに行ってみたいと思っている人にとっては、少し参考になるところかもしれない。

(1)
まずは、銀行口座の開設。
オンラインで日本から申し込みができ、「現地の何日の何時にここの支店で、カードの受け取りをしますよ」とメールで案内が来るので、それ通りに銀行に向かう。
ANZという銀行に行き、パスポートやワーホリのビザ、宿泊している場所の証明書(これは銀行に行く前に、ゲストハウスのスタッフにお願いして出してもらう)を持って行く。
ここら辺も日本から事前に下調べをしておいたおかげで、書類も問題なく持って行くことができた。
対応は、恐らくマオリ系統の気さくな方が担当してくれて、座りながら受け答えをなんとなくしているだけで、銀行口座を開設することができた。
NZでは、口座カードにデビットが付帯していると、それを使って買い物もできるためとても便利である。

(2)
次に、IRDナンバーという働くために必要なナンバーを発行してもらう必要があり、申請をした。
申請には有効な銀行口座と、その口座が必要である証明が必要で、口座にお金を入れたり、出したりした明細が必要だった。
まず、お金を換金しに換金所に行き、銀行に戻って、ATMを使った。
やり方がわからず、係の人に聞いてなんとか使用することができた。
そして、口座を使った明細をネットで確認し、出入金が確認できる画面などを用いて、オンラインでIRDナンバーを申請。
すぐに返事が来て、IRDナンバーも無事にゲットした。

(3)
SIMの契約に向かう。
NZでは、日本の大手会社と同様、NZの大手会社が二つほどあり、one NZという、社名が新しくなったSIMに契約することにした。
理由は、契約の仕方が自分でカスタマイズできるからと思って選んだが、実際はカスタマイズできるのは短期の使い切りSIMのことで、長期的に契約するには決まった契約の内容の中から選ぶことになった。
まあいいかと思いつつ、一番安いタイプの契約を選んで契約した。
月45ドルのなので、日本円で言うと約4000円ほどの価格になる。
もう少し安い格安SIMもあったりするかもしれないが、また教えてもらってそっちに乗り換えても良いかなと思った。
まあ一年間だし、ファームで田舎に住むのなら、通信弱いよりかは良いかと思って、満足した。

(4)
あとは、オークランドから次の街に行くバスを予約した。
次はwaihiという街に行く予定は決まっていたが、銀行やIRDなどがいつ頃にできあがるか未定だったため現地で日程を決めて、オンラインで購入した。
InterCity Busというバス会社を見つけて、そこで案内通りに進むと簡単に購入することができた。

ふう。
暮らすって大変だなって実感。
現地ついて2日間ぐらいは、これらの手続きが無事終わるかどうかドキドキしながら過ごしていたな。

オークランドで過ごした時間を振り返る

ようやく3日目以降はゆっくりと朝起きたり、自分の時間を過ごせそうな気がした。

オークランドは日本の11月終わりぐらい、秋が終わって冬になるぐらいの気温。
1日の中で天気が変わりやすく、必ずどこかで雨が降る。
街は意外と坂道が多い。
東京のようなビル群はあるが、道幅が広く人も少ないので、窮屈さを感じさせないスマートな都市って感じがする。
街では、電動キックボードを使って移動している人が多く、そこら中にキックボードが落ちていたりする。
意外と、SUSHIの看板が多くあったり、ケバブ屋さんもあるし、マクドナルドやKFCもそこら中にある。
物価はあまり日本と変わらないものもあったりするが、少し高いものもあったりする。
ただ、ホームレスの人がいたり、原住民ぽい人がいたり、アジア、ヨーロッパ、ラテン系関係なく、本当にいろんな人がいた。
少し羨ましかったのは、マンションのベランダには、必ずベンチか椅子が置かれていて、そこでティータイムでも楽しんでいるのかなと想像することができた。

ざっとオークランドはこんな感じ。
なんか少し説明が多い気がする。
書きたいことが多すぎるな。
少し感情や心の動きについても言及していこう。

NZに来る前に読んだ、「LOVELY GREEN NEW ZEALAND」(著:四隅大輔さん)で紹介されていたお店に行く途中に、パアッと広がる公園に遭遇した。
そこは一面芝生がきちんと整備されていて、何かスポーツをやるためにあるんじゃないかと思うぐらい綺麗な公園だった。
芝生の周りの遊歩道では、犬を散歩する人、ジョギングする人、一緒に歩く家族、いろんな人がその公園を使っていた。
広ーい空間に包まれた。
あーこーゆー感覚を求めてたよなあって再認識した。

実はこの週に一つ大きな決断をすることがあった。
これから自分の力に確実になるようなお仕事の相談。
とても尊敬する、いつもたくさんお世話になっている方からのご依頼で、めちゃくちゃやりたかった。
ただ、一歩立ち止まって考えた。

”NZにはなんで来ているのか?”

NZでは、現地の人と現地の生活を共にして、NZ暮らしを全力で感じて過ごしたいという想いがあった。農業にまつわる仕事をしながら、現地での働き方やどんな思いで働いているかも知りたいと思っていた。
行きたいと思ってから、3年半。
ようやく行けるこのタイミングに、何を優先するのか。
将来のこと、今のチャンス、色々あるかもしれないが、まずは目の前のNZで”生きる”ことをしたい。

と、思った。
もしかしたら今じゃないと、頂いたチャンスはもう来ないかもしれない。
その仕事に取り組むことで、新しい可能性が広がるかもしれない。
たくさんの可能性と、これからの自分の選択肢を含んだ機会であった。
だが、同時に、自分が改めて今何をしたいのかを考えるきっかけにもなり、今はそのお仕事を受けない決断をし、NZで全力で生きることを決めた。

日本から出て、NZに来ることができている。
そうやって挑戦できるということは、挑戦を後押ししてくれたり、見守ってくれている、支えてくれている人がいるから挑戦ができるんだと感じた。
たくさんの仲間、友達、同期、先輩後輩、そして家族。
それぞれの繋がりがあるからこそ挑戦することができているし、今でもたくさん応援してくれている人がいることに対して、何か帰ってきた時にはお返しができるようにはなっていたい、と覚悟ができた。

次の日には、オークランドの街中から少し歩いて、港まで行った。
港に行くと晴れてきて夕陽を眺められた。

その夕陽を見て、ああ生きているなあと思ったし、
改めてNZ生活を満喫して全力で過ごしていこうと思えた。

あの夕陽は忘れない。
決断と覚悟をした自分を肯定してくれたような夕陽の力を感じた。

5日間のオークランド滞在

5日間滞在するって長いかなと初めは思いながらも、いつの間にか5日間は過ぎた。
少し観光もしておこうかなと最終日は思っていたが、
結局少し自炊をしたり、洗濯物をしたりしていたら、そんな時間の使い方に心地良さを感じて結局宿で過ごした。

少し挑戦したことは、オーガニックのお店に行ってみたこと。
野菜をメインに扱うお店で、ほぼベジタリアン向けなのかなと思った。
そこのサラダを食べたが、当たり前だが、野菜の味。笑
値段も、3000円弱するものだったから、
俺にはその値段を払って食べるにはまだ早かったって気づくことができた。

そして、一旦オークランドで数日間過ごすことができて、
何となく自分の中でもここで一年間暮らすんだって思えた気がする。
この滞在をして良かったと思うし、
今度また来た時にはもっとオークランドの観光とか楽しみ方を知って、満喫できたら良いなって思う。
また、少し成長した自分で戻って来たい。


のすけのラフラジオでは、オークランドでの暮らしも収録したりしています。もしもっと現地の生の声を聞きたいよという方がいたら、下のリンクから是非聞いてみてください▼



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?