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引っ越しをして心を整える/NZワーホリ🇳🇿【23週目】

 どうもニュージーランドでワーキングホリデーをしているのすけです。
新しくBlenheimという南島の街に移動しました。新しい街へ移動した経緯とそこからの気づきを振り返っていきます。


即日即決で引越し完了

先週の木曜日、WWOOFのお家を出て、
その日からBlenheimの街に来ているが、
その日に新しいフラットの内見をし、その場で引越しを決めた。

ただもう少し遡り、そもそもなんで急に家を決めて、急に仕事を決めたのか、その過程をもう少し書いておく。

元々南島に来たのは、12月からの仕事で、
チェリーピッキングの仕事を探していたからである。
でも、ファーム系の仕事は果物の成長具合だったり、
実際いつから作業ができるか分からないから、
求人情報が結構ギリギリにならないと出てこない。

ただ色んな情報をかき集めた時に、
12月上旬からチェリーの仕事は始まるということを知っていたから、
12月はじめには南島にいて、いつでもチェリーの仕事にアプライできるようにしておこうと思って、南島に行くことを決めた。

ホテルにただ滞在して時を待つのはもったいないと思い、
WWOOFを思いつき、12月始まる前まで体験して、チェリーの仕事を待とうと決めた。

しかし予定とは裏腹に、チェリーの仕事が中々決まらない。
中々決まらないというのは、元々オンラインで事前に従業員を募集している、良い感じのチェリーファームの求人に10月ごろから応募をしていた。
1箇所は、応募人数が多すぎて抽選漏れ。
2箇所目は、中々返事が来ず、やっと返事が来たと思ったら、応募者が多く、俺はキャンセル待ちの状態だった。
その際、別のチェリーの求人の情報も特に出てなく、仕事が見つからない不安に駆られていた。

そうこうしている間に、11月中旬からWWOOFが始まり滞在していた。
滞在中に、これからの仕事を探していたが、あまり良さげな求人がない。
2週間後には出ないといけないが、どうしよう、と不安だった。

そんな時にfacebookで日本人の方がすぐにでも働ける方を探しているという求人を見つけた。
求人内容は、チェリーではなかった。
ヴィンヤードと呼ばれるワイン用のブドウ畑での仕事だった。
場所は、南島の北部の街。
外での仕事ができる体力がある、エクセルなどを使った作業を一人でもこなせる、マイカーを持っているかマニュアルが運転できる、日常英語レベルの英語スキルがある、すぐに仕事を始められる、細かい作業を根気強く続けられる、等、そもそもの条件が様々出ていた。
英語はどうか分からないけれど、応募してみようということでアプライしてみた。

アプライした翌日に電話で簡単な条件の確認をし、その際に勤務情報を聞いた。
週に40時間~50時間ぐらいは勤務時間は発生する予定。
時給は28NZ$+8%のホリデーペイ。
ということを聞いた。

悪くない、むしろ良い条件だと思った。

実は、チェリーの仕事に対しては色んな不安要素が伴っていた。
チェリーのピッキングの仕事は、ファームによって良し悪しがあることは知っていて、良いと言われているファームがキャンセル待ちであるからいつから働けるか分からない。
南島に来たものの、まだまだ朝と夜は寒い。今いる所からだいぶ南に進んだ時に、この寒さの中過ごすのってしんどいかもしれない。
チェリーの仕事の周りはそもそもフラットのようにシェアハウスをできるような家は数が少なく、そこに住むのは中々難しい。だから、簡易宿舎にみんなで一緒に住むか、ホリデーパークなどのキャンプ場で車中泊をしたりするか、っていう生活になりそうなのを予想していた。
歩合制であるため、朝から夜まで頑張らないと稼げない。それも同じチームのメンバーであったりに左右される可能性もある。

電話での条件の確認の電話の際に、
履歴書を送ってと伝えられ、
履歴書と電話での面接?のことを踏まえて採用するか決めるということだった。

正直、最近はとてもしんどかった。
移動しすぎたり、環境が整っていなかったり、不安要素がたくさんあった。それでチェリーに行って、また車中泊生活をしたり、ハードな生活をするなら、一旦拠点をおいて、確実に仕事がある所に行く方が、今は良いんじゃないかと思った。
電話があって返事を待っていた土日に、その会社がある街のフラットの情報を見た。自分の中で許容できる値段のフラットは、3件しかヒットせず、その内1件は安くて評価があまり良くなさそう、見た目もよくない場所だった。残りの2件の家が埋まったら、どうしようか、これも不安だった。

週明け、再度電話をもらった。
無事、働けることが決まった。
良かった〜〜。
今までの色んな経歴が加味されての採用ということだった。
キウイフルーツオーチャードでの十分な経験、留学とワーホリの生活をできているだけの英語力、それと日本で労務系のお仕事を扱っていたことで数字を扱う仕事をしていたこともあって、採用してもらえた。
色々経験していて、何が繋がるかわかんないな〜って改めて思った。

ただ、雇用形態について色々教えてもらった。
カジュアル契約という、日本での派遣のような雇用形態のようだった。
雇用側、働く側に仕事をずっと続ける保証がない。
雇用側も、適切な人材じゃないと判断した時にいつでも契約を止められたり、果樹の成長が悪いとかで仕事がなくなって契約が切られたりとか、同じ仕事の経験者が新しく見つかった時にそちらの方を新しく雇用するとか、つまり確実に働き続けられるということは保証されていないような感じだった。

恐らく、外での仕事を問題なくこなせるのかもそうだし、作業をちゃんとこなせるのかもそうだし、一番は英語を理解してやって欲しいことを遂行できるかどうか、とかだろうと思った。
頑張らないとクビになるから、頑張ろう。
この機会に英語をちゃんと扱って仕事する経験も持とうと決めた。
27日月曜日から早速仕事が始まる。

すぐにTrademeに掲載されている、フラットの2軒に内見ができるかどうか連絡をしてみた。片方の、良さげな方から連絡が返ってきて、いつでも内見できるし、いつからでも入ることできるよということだった。
その日は火曜日で、丁度WWOOFのお家から木曜日に出ますとホストと話していたから、その日中に木曜日に内見のアポを取った。

木曜日、内見のアポはあるものの、
もしその家が良かったらその日のうちに引っ越そうと思って、ホステルなどの予約は取らなかった。
逆に、その1軒しか返事も返ってこなかったし、そこが良くなかったらどうしようか、不安もあった。

会社の契約書へのサインもしないといけなくて、
WWOOFのお家を出てからすぐに図書館に行って、
コピー機の使い方を聞いて、
コピーして、サインして、スキャンして、メールで提出。

そして、Blenheimに移動。
街の周りにブドウ畑がたっくさん広がる街。
スーパーもいくつかあるし、街の中心にcityみたいな繁華街ぽいところもある。

内見時間の15時。
家に行って、内見をする。
その家のホストは、おれが日本人だとわかると、「どうも、こんにちは」とカタコトな日本語を喋ってきた。
山梨の清里のホテルで働いていたことがあるらしい。おもろ〜

家はそんなに新しくはない。
ただ、汚くはない。
キッチンとかトイレシャワーも汚くはない。
部屋も広いし、ベッドもついている。
Wi-Fiは無料で、洗濯機もついてるし、駐車場もある。
もうここで良いや、と思って、
ここに住むわって伝えて、引っ越しが決まった。
今から住めるってことだったので、本当にその場から住むことが決まった。

ふううううううう〜〜〜〜
つっかれた〜〜〜
一気に安堵した。
なんか、すげえ安心感。
急に仕事と家が決まって大安心。

環境を整えることが自分にとって大事なこと

全部の流れをバーっと羅列したけど、
本当にこの引っ越しまでの流れ、大変だった。

けれど、それまでの生活を鑑みたり、
今の自分の状況を俯瞰して捉えた時に、
一旦自分の身の回りの住む環境と経済的な安定が確保されている所にいた方が良いわと判断して行動した。

実は引っ越しをした次の日に、
来週から始まる仕事のイントロダクションを受けた。
社長直々にこれから何をしてもらうのか説明を聞けたし、
これからよろしくねということで、何とか挨拶できた。
後日、採用してもらった日本人の方ともコーヒーを飲んで色々話すことができた。
それで働く環境も、オフィスを構えて、英語でのコミュニケーションが活発で、海外の企業で働くって雰囲気も感じて、しっかりしてて良い感じだった。

そんな事を一気にこなして、一気に自分の周りの環境が整うと
自然と自分の心も緊張感が解けた気がした。
久しぶりに、ふぅと腰を下ろせた感覚。

土日にいい感じの芝生の公園で
寝っ転がって空を見上げた。

あー生きてるわあ〜。
生きてる実感を得た。
風が気持ち良いし、
緑があって空気も綺麗。
人は伸び伸び暮らしていて、忙しなくない。

2ヶ月ぶり、9月ぶりに拠点を持つことができて、嬉しい。
11月は本当にしんどかった。
でも、今思うと、この11月を過ごすことができて良かった。

こういう経験をNZにしに来てるんだよね。
しんどい、辛い経験を通して、自分をアップデートしに来てる。
自分を変えたいなあと思ってきてる。
この経験から、やっぱり自分には何が大事なのか、
ない環境を経験したからこそわかってくるものがたくさんある。

この気づきを得られて良かった。


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