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next淡路島企画の振り返り

12月17日・18日にPOOLO生に向けた淡路島企画第2弾を開催した。
今回の企画を運営してみて率直な自分の感想をまとめておき、次に繋げていきたい。

スケジュール

ざっと二日間の日程はこんな感じ。
1日目は雨、2日目は雪が降るという、イレギュラーな天候だった。

1日目(12/17) 雨
10:30 淡路島集合
11:30 ランチ(寿司)
13:00 収穫体験@Seedbed
16:30 夕食準備
19:00 夕食(シチュー&お好み焼き)
20:30 対話の時間

2日目(12/18) 晴れ時々雪
10:00 海辺で写真撮影
13:00 ランチ(淡路島玉ねぎつけ麺)
14:00 カフェ
15:00 解散

企画の中で良かったところ

①参加人数を10人に絞ったところ

 企画自体を小規模に縮小させることで、機動力に優れた軍団となれた。雨の中でのイレギュラーの移動や、ごはんを食べる場所に予約しなくても入れたり、スムーズにまとまって動けるなどハード面での少数な利点はとても感じられた。

 さらに、少ない人数だからこそ生まれる一つの集団としての結束力が、10人という人数であれば保たれることがわかった。一つの集団であるからこそ、自分もここにいるんだという心理的安全性へもつながったのではないかと推測している。心理的安全性が担保できれば、自然とコミュニケーションを取りやすい場にもなり、deepな対話を全員で重ねることができる。

 「対話の時間」では、一つの議題に対して全員が意見を出したり、問いを投げかけたり、自分の中で咀嚼させたりしていた。今回の企画で一番取りたかった時間であったため、この時間が取れた時には嬉しくて鳥肌がたった。

②時間に追われ過ぎなかったところ

 時間の余裕はたくさんあった。アクティビティやご飯の予約は一切しておらず、時間的制約は宿の予約と帰りの時間のみであった。そのため、時間帯やスケジュールに縛られない余裕のある旅にすることができた。

  自分自身も含めてだが、最近忙しなさを感じていた人が何人かいたんじゃないかなと思う。そういう状態の人からすると、今回の企画はゆったりとした、自分の心を浄化できるような時間になったのではないか。都会とは違う景色を見たり、タスクやtodoを気にせずに時間を使えることに対して、喜びを感じているメンバーも見受けられた。

 時間の制約を感じさせないことで、改めて自分の感じる感情や思いを掬い上げられる機会を創出することにも繋がっていると実感したし、本当に自分が求めていたのはどんな時間だったのかを気づくきっかけを与えられているとも思った。

③野菜を収穫して、料理して、食べたところ

 のすけが淡路島で育てている野菜たちを、みんなで一緒に収穫した。収穫した野菜は、ハクサイ・ジャガイモ・ダイコン・カブ・ネギ・パセリ。この野菜たちの中には、9月に淡路島の企画で来てくれたメンバーが畑に植えたものを収穫したりもした。POOLOの中でもこのように、野菜を作り合うことができたことが非常に嬉しかったし、意義深かった。コミュニティの中に留まってしまっているし、壮大な話に聞こえるかもしれないが、仮に海外からの輸入が止まり野菜がスーパーに並ばなくなった場合にも、野菜を作って準備して、送り合うことができたらみんなが幸せになるんじゃないかと思う。そして、その一歩目を今回見れた気がする。

 野菜を自分たちのご飯として、食べることができたのも良かった。シチューとお好み焼きを作ったが、とても美味しかった。
 自分達で収穫した野菜は、とても愛着が湧くし、一つ一つが愛おしくてたまらなくなる。無肥料無農薬で育てる野菜は美味しいが、それ以上に感じたことがある。参加者のまつまいは、「これからシチューを食べる度に、今日の味や感動を思い出すね」的なことを言っていたが、まさにその通りである。自分達で採った野菜を食べたということ、かつ自分で採った野菜が感動するぐらい美味しかったこと、かつみんなと一緒に食べることをできたことが、強烈に自分の中に刻まれていったのを感じた。


もう少しというところ

①余白を与え過ぎたところ

 雨というイレギュラーなこともあり、予定していたことができなかったりもした。そのおかげもあって、ゆったりするところはゆったりしていた。むしろ、個人的にはそういった時間を求めていた。が、与え過ぎてしまった。そう感じてしまったのは、「この時間ってなんなんだろうか」と感じてもおかしくない時間を流してしまっていたと感じたからである。

 理由は、明白で、マインドセットや企画の目的設定が甘かったから。「ラフに」という言葉通りラフな時間の使い方をしても良いじゃないのとは思う。でも、ラフな時間の使い方は、大気銘文だったり自分のスタンスがある時に発揮されるのではないかと思う。つまり、今回はそもそもの共通して認識している参加者としてのマインドみたいなところをセットしきれなかった。今回まず感じたことだし、課題であり気づきでもあった。

②共有をサボっていたところ

 共有に関してはマインドセットに通ずるところもあるかもしれないが、事前に共有しておくべき内容の擦り合わせができていなかった。時間配分だったり、持ち物やタイムリミットなど、自分だけで情報が完結してしまっていることが多かった。バスの時間にギリギリになってしまったり、チェックアウトの時間ギリギリアウトだったり、連絡を取れれば良かった。

③寒さや雨に影響を受けてしまったところ

 畑での作業はもう少し時間をかけたかったし、焚き火もしたかった。だが、雨が降っていたり、冬の風が冷たすぎるということもあり断念せざるを得なかったところがある。
 雨の改善案としては、寒さや濡れるのは仕方ないとして、収穫後のアフターケアだとかをもう少し考えるべきだった。

 今回は焚き火を実行することはしておらず、すごく残念だった。しかし、海岸は寒かったからしょうがない。冬の寒さでこの企画をやる案を考えないといけないと感じた。


最後に

 1回目・2回目と開催してみて、構成要素も、かけられる時間も、人も違うということから、様々な違いや新しい発見、今までなんとなくやっていたこととかの意味みたいなのも気づけた気がする。そして、前回の企画との比較から自分の形というのを見出していくべく、次回以降のnoteに書いていきたい。

 最後に、まずは来てくれた参加者のみんな(えみぞう・くらこー・コージー・さんちゃん・アキラくん・まつまい・けんちゃん・さやぽん・らむちぃ)本当にありがとう。たくさんの人のおかげで自分は成り立っているんだなという感覚を改めて痛感できたとともに、感謝をたくさん伝えたくなりました。
 そして、10人という構成をしてしまったために今回の企画に参加をすることができなかった人、本当にごめんなさい。みんなの気持ちはきちんと受け取っているので、いつでも淡路島に遊びに来てください!

 感覚が新鮮な内にアウトプット。また別途記事も書いていくのでひとまずはこの辺で。またどこかで!




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