読書録 喜多川泰著『手紙屋』
ご訪問ありがとうございます。
はじめです。
先日、町の書店にて私が何気なく手に取った一冊は喜多川泰先生の『手紙屋』という本でした。
就活中の大学生が手紙屋という謎の人物と出会い、十通の手紙のやりとりを経て成長していくストーリーでした。小説と呼ぶにはあまりに示唆に富み、自己啓発と呼ぶにはあまりに温かいというのが率直な感想です。
読書録として私が『手紙屋』から得た学びをここに記しておきます。
お金以外で自分が世の中に提供できる価値を探し続けよう。
自分の成長を報酬として仕事をしよう。(金銭的報酬に執着しない)
欲しい成果には相応の努力を捧げること。相応の努力なしに成果に恵まれた時こそが本当のピンチであると心得よう。
インプットとアウトプットを続けて心をきれいな状態に保とう。
生の情報を取りに行く行動力を持ち続けよう。
『手紙屋』には就活性はもちろんのこと社会人にも響く学びが散りばめられています。読者は読み進むごとに新たな気付きを得たり、反省をうながされたりしますが、物語として非常に温かく、私は最後にウルっときてしまいました。
何を基準に会社を選ぶべきか迷っている就活生や、働くことの意味に悩んでいる社会人の方に自信を持ってオススメできる一冊です。
喜多川泰著『手紙屋』
ぜひ、御一読ください。
参考文献
喜多川泰著『手紙屋』 2007年 ディスカバー・トゥエンティワン