![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95558992/rectangle_large_type_2_dba7f83493d4d01014159a933ef3ca78.png?width=1200)
【S2】初夢アルセウス
Kちゃんです!
今回はシティリーグで自分好みのデッキを使用したので、新弾リスト公開&レギュ落ち前の微妙な時期ですが記事を書きたいと思います。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95550408/picture_pc_d7ce2b3ec277ade527fdfb25ee436032.png?width=1200)
コンセプト
ドリームボールでヨノワールを特殊召喚して相手のプランを崩す。
構築経緯
Vstarユニバースに新規収録したカードの中でデッキ構築に影響を与えるものは、「空の封印石」と「かがやくムゲンダイナ」の2枚のみだと判断した。このことから、パラダイムトリガー環境と比較してロスト系統の幅が広がる程度の変化しかないと考えた。
前期のシティリーグで使用したルギアを改良して使う択もあったが、本番でアーケオス3落ちによってトナメ進出を逃したトラウマもあり今回は違うデッキを使用することを決めた。
そこで某アニメの「個性捨てたら死んでるのと一緒だよ」というセリフに影響を受け、PJCSで使用したドリームボールギミックをもう一度考え直した。ドリームボール(以下ドリボ)を通す上の課題として、
①環境に非Vアタッカーが多くヌメルゴン(はがねのおやど)の通りが悪いため、特殊召喚先のポケモンを何にするか。
②ドリボギミックを取り入れて構築を歪ますリスクに対するリターンが見合っているか。
③机上論ではないか。再現性があるのか。
の3点を考えた。
①に関しては、ルギア/ミュウを重く見たヨノワールか、コケコ/ロストを重く見たバリコオル(バリアフリー)の2択に絞ってヨノワールを選択した。
②に関しては、勝つことを意識するとドリボギミックには多くてデッキ5枠までしか割けないと感じたためそのラインを意識した。裏工作というピンポイントサーチがあるからこそ無理なく実現できた。
③に関しては主観で判断するのが難しいため、PTCGOを用いて50戦ほど試行錯誤した上で成功率が約30%を上回ったデータで判断した。
こうして10日前に完成して何回かジムバに持ち込み、全勝したため可能性を感じてそのまま使用を決意。デッキの約半分を占めるピン刺しカードを各種サーチ札によって使いこなす必要があるため、練度を高めてミスを減らしていった。
デッキ解説
一般的なアルセ裏工作と呼ばれるデッキに採用率が低いカードに絞って解説していきます。
ヨノワール
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95551713/picture_pc_229613a0d53b5bc0930edf2fdaaf206a.png?width=1200)
キーカード。
現環境は上位tierデッキの特殊エネルギー採用率が高いため刺さりがいいと考えた。また、デッキ問わずシンオウ神殿を採用している構築を見かけることから、実際に効力があると判断した。自分のVガードエネルギーの効果も消えてしまう点は注意が必要。
ドラピオン
スタートするリスクに対して、ミュウに対しての勝率が上がるリターンが大きいと考えた。
エネ0盤面から不意にミュウを倒しヨノワールを出す動きによって、相手はダブルターボのみで技を打つことができずドラピオンが生き残るケースが多い。この動きを覚えるだけで性能が格段に変わった。
ヤレユータン
アルセウスフォンを使用するため採用。
流行りのマリィ対策や、チェレンで手札に戻ってきたエネをさるぢえでトップに戻してトリニティノヴァで加速する動きもできるカード。
ドリームボール・アルセウスフォン
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95551924/picture_pc_fd8ce7d0a242536abbcf4eb4ff3b2c0c.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95551923/picture_pc_793badbc888c574000b40f9fc4b04261.png?width=1200)
コンボカード。
さるぢえでドリボをトップに固定しアルセウスフォンを打つことで、確実にドリボをサイドに埋めることができる。
ボールガイ
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95551951/picture_pc_952192bb0994fca4c0301ef136dccc5a.png?width=1200)
ドリームボールのために産まれたカード。
クイボ・レベボ・ドリボから、コンボパーツを全て回収することができる。
![](https://assets.st-note.com/img/1673610290690-HDGDKqIFlg.png?width=1200)
サポート
モチベが上がるためハイランダーにこだわった。裏工作があるからこそ実現できる構築範囲の広さで美しい。
エイチ湖
雪道を割るスタジアム枠として採用。
比較対象となる崩れたスタジア厶はヤレユータンやヨノワールを出すベンチ枠が必要であるため、シンオウ神殿はヨノワールと効果が被るため不採用となった。
<調整>
・アルセウス@Vガードorお守り/エイチ湖/輝サナ で最大火力のストームダイブ耐え
・インテレオン@お守り/エイチ湖 でスピットシュート2耐え
基本戦術
一般的なアルセ裏工作と呼ばれるデッキとほとんど変わりません。エネ付けて適切なサポートを使って攻撃していくだけです。
ドリボギミックはヨノワールが刺さるかどうかで使用するか判断します。刺さりが悪い対面は基本的に使う必要がないです。
結果
シティリーグ S2 BEST8
予選4-1
1.後 ミュウ ⭕️
2.先 ルギア ⭕️
3.後 ルギア ⭕️ 🫧💭
4.後 モスノウWTB ❌
5.先 ルギア ⭕️ 🫧💭
決勝トーナメント
1.後 ミュウ ⭕️ 🫧💭
2.後 アルセ裏工作 ❌
※🫧💭はドリボ成功対面です。
感想
ルギアの圧倒的なパワーによってマイナーデッキの大半が破壊されてしまい、競技ポケカに対するモチベーションが低い状態のスタートでした。
嫌々ながらに環境デッキを使用して頑張るよりも、楽しいデッキを使った先に勝利がある方が自分には合っていると考え直して挑んだS2でこのような好成績を残せて嬉しいです。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/95551166/picture_pc_2e32ad2840ee0cc36a3a0fbc12e6bd28.png?width=1200)
今回使用したボールガイとドリボギミックの相性の良さはPJCSの時点で気づいていたものの、上手く構築することができていませんでした。半年ぼけーっと考えながらDレギュ落ち直前に完成させることができて良かったなと思います。ありがとう裏工作、ボールガイ。
余談
勘の良い方ならお気づきかもしれませんが、ここ数ヶ月ポケモンSVにハマっており、このnoteも上位勢のS1構築記事を基に書かせていただいております。
(投げ銭は切っていますが、もし記事の内容が良かったという方がおられましたらSVで特性パッチ/ドリームボールを恵んでくださると非常に助かります。よければDMまで…!)
ここまで読んでいただきありがとうございました!誤字脱字、質問等ありましたらTwitter@K720_ まで
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?