堺市 認定こども園で保育士半数が退職意向 の記事
~元理事長がパワハラ法制化されてもパワハラが減少には至らない理由。~
https://www.sankei.com/article/20240314-EAHMGQOCI5MHPFCB2QRUWCQZHM/
堺市 認定こども園で保育士半数が退職意向 元理事長がパワハラ
法制化されてもパワハラが減少には至らない理由。
元理事長(現理事長の母親)とはいえ、経営のトップがパワハラ。
正確には「経営のトップ」とは言わない、引退した人物が従業員に口をだすというのは、個人経営や世襲企業では結構ある話ですが、人が辞めるくらいのパワハラをするのであれば、口を出さない(出させない)ほうが良いですね。
今回は職員が一斉に退職するとなり、園で子供を預かることが出来なくなり事が公になりましたが、氷山の一角で表に出てないものは多くあると感じます。
これほどハラスメントが社会的問題となり、特にパワハラについては減少しない。
理由として挙げられるのは
① パワハラは怒りの感情を伴うことが多い
② 怒りの感情は反射的に出てしまう為、コントロールが難しい
③ 暴言暴力の育成が普通だった時代に育った人がトップに立っている。
④ 指導方法があいまいで個人のやり方で育成・指導を行っている。
事柄が挙げられます。
残念ながらもう一つ、「老害」というのも挙げられます。
年配の経営者(指導者)は、「やってはならない事と知ってはいるけどやめられない。」ありがちな事だと思います。
社会というのは常に前進しています。多様性を尊重することや人権、人間の尊厳に対する価値観に対する老化は、残念ながら「老害」と言わざるを得ません。
ひと昔前だったら当たり前とされていたような発言も、今日ではパワハラとされます。
社会問題であるパワハラが、身近で問題となる前に、現代の社会に沿った考え方・思考の改善が求められます。