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【備忘録】なぜ、トレーナーとスキルコーチとの連携が重要か-競技復帰に向けて-

タイトルだけ立派です。

Twitterでトレーナーもスキルコーチと連携することが大事だ!とつぶやいたので、僕の中でどうして大事かをまとめたいと思います。

※ 個人の見解です。

チーム環境にもよりますが、選手が怪我をして戦線を離脱して治療・リハビリになった場合、トレーナー陣(AT、S&C)が競技復帰まで持っていくのが通常の流れだと思います。

また、もう少し踏み込むと、

① 治療や機能改善をメディカルスタッフ
② 患部外トレーニングやコンディション維持・向上をストレングス&コンディショニングコーチ
 アシスタントコーチがバスケットボールの面をサポート
三者が協力し、競技復帰までサポートする。

と言ったケースが多いと思います。上記だけでも、かなり良いとは思いますが、ここにスキルコーチが加わるとどうなるか?

① 治療や機能改善をメディカルスタッフが担当
② 患部外トレーニングやコンディション維持・向上をストレングス&コンディショニングコーチが担当
 アシスタントコーチがバスケットボールの戦術面をサポート
④ スキルコーチがチームの戦術から必要なスキルを分解し、サポート。


さらに、トレーナー陣とスキルコーチが連携することで、受傷早期から細かなスキル練習が可能になります。
例えば、トレーナーからこの動き・強度までは大丈夫だけれども、この動きはまだしないでほしいとなった場合、出来る動きや強度の中で、その選手に必要なチームの戦術から分解したスキルを、受傷早期から競技復帰までトレーニングすることが出来ます。そうすることで、選手もより不安なく競技に復帰出来ると思いますし、コーチも安心して練習に参加させることが出来るのではと思います。

森コーチもブログで仰っていましたが、やはりバスケットの知識・技術だけだなく、バイオメカニクスや心理学、スポーツ医学などの幅広い知識が必要になるのではと思います。

そのためにはもちろん、トレーナーも選手の状態をしっかりと把握し、コーチに伝えることが重要です。
また、トレーナーもバスケットボールの専門用語やルールを学ばないといけないですし、チーム戦術もある程度は理解しないといけないと思います。チーム環境によっては、トレーナーが治療・リハビリ・トレーニング・バスケットまで見ないといけない場合、尚更必要になります。

プロレベルの選手を競技復帰させるにあたっては、ただ単に機能面が回復した・筋力・心肺機能が回復したから練習復帰ではなく、リハビリの段階からスキルコーチと連携を取ることが上記の理由から、今後重要になっていくのではないかと考えます。

バスケットボール経験のあるトレーナーでも、提供できるクオリティはスキルコーチには敵いません。

各専門家が協力し合って最善を尽くす!

あくまで、個人的な考えですのでもっとこうした方がいいと言うご意見があれば、是非お願いします。

#バスケットボール #トレーナー #スキルコーチ #競技復帰 #アスレティックリハビリテーション


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