私の勝負曲〜小学生編〜

募集中のハッシュタグ見ていたら、もうこれは参加するしかない!というものを見つけた。

「私の勝負曲」

〝今まで私が聴いてきた曲=私の人生〟と言っても過言でないぐらい、自分の過去の出来事や心情を表している。

作業療法とは一旦離れるが、生きがいを考えるきっかけにもなった、自分にとって大好きで大切な音楽を時系列に語りたいと思う。何部作になるでしょうか。

小学校6年生 揺らせ、今を/嵐

そもそも幼稚園の時にジャニーズを知った私は、小学2年生の時、雑誌で見た道明寺松潤に惹かれて嵐を好きになる。空前の嵐ブームが巻き起こった(と私は思っている)2010年にこの曲と出会う。日テレのバンクーバーオリンピックテーマソングにもなった曲だ。

私は人生で初めて合唱のピアノ伴奏をすることになった。それも小学校卒業式で。

自由主義なピアノ教室で、ゆっくりとマイペースに習ってきた私は、技術的には上手くないことを自覚していた。その上発表会も存在しなく、人前で弾く機会はこれまで一度もなかった。

私の学年は偶々ピアノ弾ける人が少ない学年で、伴奏に立候補する人などおらず、先生が数少ないピアノ習っている児童に頼んで、なんとかなってきた学年だった。

それで自分にも話が回ってきたという訳である。

何故か自信に満ちていた小学校時代。頼まれたらやる、断る選択肢などなかった。跳び箱で同時期に左薬指を剥離骨折したのにも関わらず。

自分が下手なのは分かってたし、骨折によってピアノに触らない時期もあったため、こんなこと家族に知られたら止められるだろうな…そんなことを思った私は、最初は〝あくまでも遊びで弾いてますよ〜〟という程で家で練習していたことを覚えている。

根拠のない自信が、不安に潰されそうになるときもあったが、私は毎朝小学校へ行く前にこれを聴いて落ち着かせていた。

どうしようもないなんて泣いた夜        ガラス越し街は輝いてた
止まらない時間に 置いてかれぬように               人混みを見つめてた             それぞれ流れて流されて                                  時々何も見えなくなっても
この目を開いて 逸らさないように                      確かに光はある
向かい風に向かってgrowing up 大雨に打たれたっていいや
明日はきっと雨上がって 太陽待っているだろう
ボロボロだったあの日だって キラリ光った夢がいつも 強く強くあるから  

小学校の卒業式。本番はほぼ緊張しなかった。はっきりと覚えてないが、大きなミスすることなく伴奏を終えた。両親に見てもらえたこともすごく嬉しかった。

この時の伴奏を終えた達成感と共に、「揺らせ、今を」が自分の心に残っている。

揺らせ 揺らせ 揺らせ もっと どんなときも僕らは
今を 今を 今を ずっと 走り続けるだろう
ひとつひとつの意味を知るため going going going on                  高く ふわり ふわり ふわり 舞って こんな時間を生きてく
今を 今を 今を ずっと 感じてる それだけ
過去も未来も全部輝く 一歩一歩踏みしめて 今はじまる

※歌詞は全て 嵐「揺らせ、今を」より引用




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