研究するという経験

こんばんは。
諸々取り組んできたことがひと段落し、ゆっくりと文章を考えられる時間ができた。これまでnoteにたくさん言葉を残してきたが、今はそんなゆっくりとnoteを残す時間があることがとても幸せで、嬉しく思う。

最終研究発表を終えて

今まで取り組んできた研究の発表が終わった。少々寝不足で今もまだ頭の中はボーっとしているが、心はとてもホッとしている。

年明けてからずっと論文を書き、院内の文献抄読会の準備があり、全国学会の抄録を準備し、本日最終研究発表があり、、、と就職してから経験したことない程にイベントが続いた。
特にここ2週間は臨床業務+実習生+研究活動とどれも色んな意味で充実しすぎており、自分でも訳がわからない状態だった。

1年半前の中間発表後、自分はこんなnoteを残した。

この中間発表は悔しくて堪らなくて、終わってすぐ指導教員の先生に連絡したことも覚えている。

今回の最終研究発表の準備において、「もうここまででいいかな…」と妥協しそうになったが、発表前日深夜2時、このnoteを読み返し自分を奮い立たせていた。まだ発表まで12時間あるし、納得できるものを、悔いの残らないようにしようと必死になれた。

結果、無事に研究発表は終わり、今はホッとしている自分がいるので良かったなと思っている。正直、質的研究の発表が自分だけということもあり、質問も痛い所を突かれたという感覚はなく、マイルドで自分も共感できる質問・助言ばかりだったので、自分の心も穏やかに済んだ。

正直なところ、質的研究を専門としている人たちの集まりで発表していたら、鋭い質問をされていただろう。考察は自分でも若干飛躍しているし詰められていないと感じるところはあるので、恐らくそこは突っ込まれただろう。そっちの方が今後の自分のためになる気がするけども。

まあ、とりあえず発表は終わったのでそれはそれでよし。

研究するという経験

作業療法士として臨床に出ながら、研究をするという経験は自分にとって良いことの方が多かった。

ありきたりな言葉だけども、対象者を捉える視点が増えた。

対象者の心理的な変化に敏感になった(つもり)。そして対象者への声かけの方法の幅が広がった。

対象者の意思決定への参加を促すためのヒントが得られ、少しずつ実践できるようなった。

研究としてまとめていく中で、知らない分野の言葉や概念を知ることができた。

周りの人に私自身がどんな分野に興味があって学んでいるのか知ってもらえた。僅かかもしれないけど、その分野に関して色々聞いてもらえるようになった。

論文に目を通す癖がつきはじめた。

しんどい時に踏ん張る力がついた。

以上。パッと思いついたのはこれくらい。
研究の内容に触れたらもっと出てくるけども、それは論文・学会発表で。(演題採択されますように… )

デメリットは睡眠時間と人と過ごす時間が減ること。量的に減るだけなので、質を重視する自分はそんなに大きく問題として捉えてはないけど。でも時間の使い方は上手になりたいね。

はい、とりあえず今日はお疲れ様でした!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?