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生の音楽が必要

コロナ禍前は月に1〜2回はライブに行っていた私が、先日久しぶりにライブへ行った時に感じたことをまとめた。これはライブ終わった直後にnoteに下書きしておいた文章であり、所謂時間差投稿っていうものをしてみる。

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生の音楽ってこんなに素晴らしかったっけ。耳だけではなくて全身で音楽を浴びる。感じたままに手をあげて、体を揺らして。

その瞬間がすごく愛おしかった。

感じたままに動くってそんなに簡単なことではないだろう。いつの日からか他者の目を気にするようになっていたし、自分の行動が左右されているなと感じる時もある。このご時世、この行動は正しいやら間違っているやら言い合って、余計に窮屈になっている気がする。

他者の目があって、抑制できている部分があるから秩序は保たれていると思うけど、多少わがままな部分も大切にしないと人間持たないよなとも思う。〝誰目線で語ってるんだこれ〟とふと思ったけど、多分自分とか身近な大切な人に言い聞かせている。

久しぶりにライブへ行った結果、私が生きていく上でライブは必要だと思った。唯一と言っていいくらい、色んなものから解放されて自由になれるし、この瞬間の為に生きてて良かったと思えるからだ。

この非日常的体験は何ものにも代え難い。

何が正解か分からないコロナ禍において、アーティストは決断の連続だろう。ライブを開催するかしないか。

MCではライブに参加する人の期待はもちろん、仕方なく行くことを諦めた人の思いにも応えるよう、丁寧に言葉を選んで語っているのが印象的だった。悩みに悩んで開催という形で前へ進むことを選んだ、アーティストの決断が正解かどうかなんて誰も分からないが、私は心から応援したいと思った。

早く何も気にせずライブが開催される世の中になれ!と思うが、依然と厳しい状況は続いている。だからといって全部配信でやれば良いという問題でもないだろう。生の音楽でなければ得られないものもあるし、その空間に助けられている人は私以外にも沢山いるはずだ。

配信ライブでも十分楽しませてもらっているが、やっぱり音楽を浴びたい。きっとまた行けると信じること自体が、頑張る原動力になることもある。だから収束を祈りつつ、信じさせて欲しい。



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