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domingo,30 de octubre 展覧会

西宮市大谷記念美術館へ行ってきた。
1972年に創立の同館の展覧会。1972年生まれの人は無料、に誘われて。

最近は展覧会等ほとんど行かなくなったのだけれど、なんでかって言うと、マンガの描写力がすごいからだと思っている。アプリでマンガをちょくちょく見ているせいか、たまにこうして何かの展覧会に行くと、何だか物足りない気持ちになる。昔はそうでもなかったのに。
50年前ならとても前衛的であったはずの描写に、レトロ感より物足りなさを感じる。中にはいまでもすごく斬新で素晴らしいと思う表現もある。だけど、大半の作品に物足りなさを感じるのは、もう時代が一周回ってさらにその次へと進んでいるからなのかな、と素人ながら考えてしまった。それだけ、今のマンガやアニメのレベルはすごいんだなぁ。

だけど、美術館には申し訳ないけれど、人気(にんきorひとけ、どっちでもいけるな)のない広い空間をほぼ独り占めできる鑑賞の時間は、とてもユニークで贅沢なひと時だった。50年前は版画が流行ってたのか、とか、版画と手描きの線の違いに改めて気づいたのが今回のいちばんの収穫。

だけど、気に入ったのは、タイトル部の写真にもある「蛾」の模型のようなもの。けっこう大きかった。スターウォーズのダースベイダーのようだが、「蛾」である。

もう一つは、写真はないが、展覧会のいちばん最初に展覧されている札幌オリンピックのポスター。フィギュアスケートを真上から撮った写真を使ったデザイン。

さすがにスタートを切るにふさわしい、素晴らしく美しく洗練されたデザインだと思った。

先週末から、週末はどこかに出かけよう!と考えてでかけている。今まで、ほぼダラダラと閉じこもったままの週末の後に、ストレスフルな平日を迎えていたので、活動的な週末を過ごすことにした。いつまで続くのやら、だけど。

それで先週末は、やっとトップガン・マーヴェリックを見た。前のトップガンを見たのは中学生の時。あのはち切れそうな魅力のトム・クルーズからオッサンになったトム・クルーズはどんなもんだろうと思っていたが。これまたガラガラのシアターで見る迫力満点の映画は最高だった。

西宮市大谷記念美術館

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