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FIFAインタビュー記事について

先日、FIFAのインタビュー記事にて、紹介していただきました。
ぜひGoogle Chromeで翻訳して読んでいただけたらと思います。
個人的なことだけでなく、日本の女子フットサルのことを知っていただけたら嬉しいです🙇‍♀️

https://www.fifa.com/fifaplus/en/news/articles/risa-ikadai-japan


FIFAのインタビューは、質問に対する私の回答を記事にしていただきました。その中で英語でのニュアンスや伝わり方が少し違う部分もあったので日本語で回答したものを今回記事にしました。

今回このような記事に載せていただくことはとても光栄なことであり、
本当に心から多くの人への感謝を感じるものになりました。
私のサッカー人生は、本音を言うと、”最高に楽しい””成果の出たもの”ではありませんでした。自分の中でも最後に”日本代表になる”という夢をあきらめてしまったことは心に残っているものでした。
その中で、フットサルでの挑戦の中で現役として再度、ワールドカップという舞台を再度、目指せることは私にとって大きいことです。

多くのフットサルに関わる方の尽力で大会の開催が決定されたこと、
私に関わってくださる多くの方でこのように挑戦できることに
心から感謝しています。

インタビュー記事には私の想いが全て詰まっています。
今後、noteにも書いていきたいと思いますが、読んで一緒に
楽しんでいただけたら嬉しいです。

①あなたの子供時代について教えてください。趣味は何でしたか?

物心ついた時から兄の影響でボールを蹴っていました。
キャプテン翼の真似をしてどこへいくにもボールを持っていくような子供でした。

②東日本大震災があった 2011 年、当時は 11 人制の選手でしたね。2011 年の FIFA 女子ワールドカップで 日本がアメリカを破って優勝したときは、どんな気持ちでしたか?

私は朝、一人で部屋で観戦していました。
日本がワールドカップという大舞台で
しかも強豪国を相手にすごい展開で追いつき、
優勝するのをみて、日本のサッカーにこんな可能性があるんだと感動しました。
それと同時に同世代の選手も活躍してる
その舞台に自分もいきたかったな思う、現実的に自分の力の足りなさを思った悔しい気持ちもありました。

③ご自身の夢は 11 人制の世界チャンピオンになることでしたよね。サッカーをやめてフットサルを始め た経緯を教えていただけますか?

サッカーを始めた幼少期から日本代表になることを強く思ってプレーしてきました。毎日サッカー中心の生活をしていましたし、進路も夢を叶えるために考えてきました。

29歳までプレーし、キャリアを考えた時に、
大学のユニバーシアード以降、ここまでA代表の候補にも一度も選ばれないということは、もう自分にはチャンスはないなと思い、引退を決断しました。セカンドキャリアの準備をすることにしました。

その中で、新しいキャリアのための生活をしていこうという中で、少しボールを蹴りたいなと思って始めたのがフットサルです。

④選手としての "筏井りさ "を教えてください。30 代に入り、世界大会に出場することはないだろうとい う不安もあったでしょう。FIFA が第 1 回 FIFA フットサル女子ワールドカップを発表したとき、どう感じ ましたか?

フットサルの日本代表を目指すと決めた中での目標は
アジア大会での優勝でした。これまで世界大会の実施はないということで、今目指せる世界という中でたてた目標です。

ただ、コロナなどもあり、アジアの大会も無くなったり延期となったり、30超えてのコンディションには不安はありましたし、どこを目指すかなども目処が立ちませんでした。ただ、その間に、フットサルの魅力を仲間が教えてくれたり、移籍をして新しい環境にチャレンジすることもでき、自分が本物のフットサル選手を目指すという覚悟ができました。

ワールドカップと聞いた時、フットボーラーとして目指すべき舞台ができたと思いました。サッカーをしてきた時から憧れていた舞台は誰にとっても憧れの場だと思っています。

ただ、年齢的にも1年1年が勝負ですし、怪我もあり得る中での自分にしかできない最後の挑戦にしたいなと思ってます。

⑤先日、日本は世界トップ 2 の一角に 2-0 で勝利しました。スペインを破ったことは、日本の士気に何を もたらしたのでしょうか?

スペイン戦で勝ったことは日本女子フットサル界にとって重要な結果となりましたし、自信にもなりました。
ただ、ポルトガルやブラジルとの試合では世界のトップレベルという基準を知り、スコア通りの差がまだあると思います。
まだまだ差があることを感じた中で、これから日本が勝つために何ができるか、考え取り組んでいかないといけません。

普段から高いレベルや試合数の多い環境で過ごす、
世界と本大会で戦う本気度の中でいかに戦うかということも含めて、数段階、上のレベルを想定をして準備をしなきゃいけないと思います。

⑥日本が FIFA フットサル女子ワールドカップで達成できることは何だと思いますか?

世界の強豪とトップレベルで競い合うことができると思います。

⑦ワールドカップで日本代表のシャツを着て国歌斉唱を聞くとき、どのような感慨があると思いますか?

日本代表は子供の頃から夢見た憧れの場です。
国歌斉唱を聴く時はいつも、奮い立つ気持ちになります。ワールドカップという場になればさらに、
心身ともに感慨深い気持ちになると思います。

⑧今、世界最高の選手は誰だと思いますか?

わたしが対峙したことがあるフットサル選手がすくないのですが、女子のフットサルではブラジルのエミリー選手が対戦した中で衝撃でした。

⑨コート外での趣味は何ですか?

愛犬と過ごすことです。

⑩開催地がフィリピンに決まって

まずは、場所が確定したことで、ワールドカップが開催されることをより現実に感じました。
またフィリピンでの開催ということで、初の世界大会がアジア開催となったことは移動や時差などの環境面的にも私たちにとってプラスな面が多いと考えます。
ただ1年という期間があり、全ての選手が、パフォーマンスアップのために日々努力して目指さなければいけません。引き続き、プレーを磨くことで女子フットサル初のワールドカップがより多くの人に楽しみにしてもらえるように頑張りたいなと思います。

想い


FIFAフットサル女子ワールドカップを宣伝するために日本代表の1選手のストーリー紹介したいという目的で今回紹介してもらいました。
日本の女子サッカーを経験してきたことがピックアップされていることからも日本の女子フットボールは世界からも注目されていると思います。
2011年になでしこジャパンが優勝したことは日本全体に勇気と感動を与えました。女子フットサルにもその力がある。と私は今の選手たちや競技性も含めて感じています。同インタビュー企画の中でもスペインの選手がインタビューの中で日本を高く評価してるんだなと感じるものがありました。
2024年3月のポルトガル遠征でスペインに勝ったことやスペインリーグで活躍する日本人選手のおかげかと思います。
現在、日本のFIFA女子フットサルのランキングは9位です。
世界と戦うことを恐れず、ワールドカップに出るのみならず、優勝を獲ることを目指したい。そのために何が必要か日常に落とし込んで取り組んでいきたいと思っています。

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